【修正版】 伝え忘れや思い込みで発生する詐欺、業務妨害について

『具体例』〜企業への電話問い合わせにて〜
職員「当社ではAというサービスを提供しているのですが…」
私「すでに契約しています(別の会社)」
※別の会社と伝えるのを忘れ、私がAというサービスを利用しているかのように伝わっています。

【質問1】上記の例にある通り、電話で企業に問い合わせた際に一部の情報を伝え忘れたり、相手に伝わっているだろうと思い込んでいたが言葉足らずで相手によく伝わっていなかった場合、偽計業務妨害や詐欺罪など成立するのでしょうか。

【質問2】今回の件は伝え忘れや自分の勝手な思い込みがありますが、相手を騙して財物を入手したり、業務を妨害させる意図は全くありません。相手が被害届を出す前にこちらに事実確認の電話などしてくる可能性は高いのでしょうか。また、こういった伝え忘れや思い込みですれ違いが起こった場合、被害届は出されるのでしょうか。憶測でも良いのでご回答頂ければ幸いです。

【追記】再度電話して伝え忘れのことを説明して謝罪をしました。

具体的な被害や業務妨害の危険性が生じているようには思われませんので、企業も被害届を出すようなケースではないように思われます。

清水先生、ご回答して頂きありがとうございました。被害届を出すようなケースではないということは理解できたのですが、今回のケースでそもそも業務妨害罪や詐欺罪は成立するのでしょうか。

あくまでご投稿内容の事情に基づく限りでの回答となりますが、詐欺罪の要件である人を欺く行為、偽計業務妨害罪の要件である偽計や業務を妨害するおそれには該当しないように思われます。

なるほど、分かりました。清水先生、ありがとうございました。