性犯罪被害の慰謝料請求

恋人が2月に強姦被害に遭いました。
相手は3人、うち1人は既に逮捕されたとの連絡がありました。
事件をきっかけに鬱病発症、体液が目に入り現在も治療中、子宮が傷付き妊娠が困難に、被害直後消毒をしたものの妊娠。
治療費や中絶手術費用、職場復帰が完全ではない現状と、事件から半年が経過(逮捕連絡から約2ヶ月)した現時点で、犯人に慰謝料の請求をすることは可能でしょうか?
また、その場合の費用や慰謝料の相場、こちら側が損をする割合なども教えていただけますと幸いです。

警察の捜査や刑事事件の行方(起訴され、刑事裁判が行われるのか)を見極めつつ、慰謝料等の損害賠償請求のタイミングを検討していくべきご事案と言えます。
 起訴前に拙速な被害弁償や示談を受け入れてしまうと、起訴に影響する可能性もあります。また、今後の通院状況や精神的なダメージの影響も慰謝料の金額に関わってきます。
 様々なご事情があるケースのため、性被害事案の中でも慰謝料は高額な範疇のご事案かと思われます。
 ご事案の性質上、弁護士との直接面談をしていただき、適切なアドバイスを受けていただくのが望ましいご相談と思います。
 被害に遭われたご本人が相談•依頼される場合、①委託援助(刑事事件対応に関する費用のサポート制度)•②民事法律扶助(損害賠償請求等の民事事件に関する費用のサポート制度)•③国選被害者参加弁護士制度(刑事裁判対応に関する費用のサポート制度)等が適用できる可能性があるご事案ですので、弁護士への直接相談を積極的に検討なさって下さい。

深夜の投稿にも関わらず、迅速なご回答ありがとうございます。
損害賠償請求等に関しては、この後本人と話し合う予定です。

おひとつ、「タイミングを検討」という点につきまして、事件発生からいつまで、もしくは逮捕からどのくらいの期間内であれば請求等が成立するかといった、おおよその基準はありますでしょうか?

また、どなたでも構いません。
恋人が事件後、私と家族以外に対し男性恐怖症のような状態にあります。
直接会わず、Zoom等オンラインでのご相談、及びご依頼は可能でしょうか?

いろいろ検討すべきことがありますので、
可能であればネット上での質問よりは、個別相談が望ましいと思います。

>おひとつ、「タイミングを検討」という点につきまして、事件発生からいつまで、もしくは逮捕からどのくらいの期間内であれば請求等が成立するかといった、おおよその基準はありますでしょうか?

請求権の期限については本当にケースバイケースで、おおよその期間等も回答するのが難しいです。

いつ頃話し合うかという意味でしたら、
一般論ですが、刑事事件にしたくないので、まとまった金額を早期に支払う。というケースはあります。

他方で、現時点ではどれくらいの損害が発生するのかはっきりしていないため、
今後の治療やご本人の状況を踏まえてから、後日請求する、ということも考えられます。

結局のところ、ネット上でこう、とはっきり回答するのが難しいので、個別相談向きのご相談だと思います。

>また、どなたでも構いません。
恋人が事件後、私と家族以外に対し男性恐怖症のような状態にあります。
直接会わず、Zoom等オンラインでのご相談、及びご依頼は可能でしょうか?

ここは、個別の弁護士によりますので、個別の弁護士に対し、
オンラインでの相談、依頼の可否について問い合わせるのがいいと思います。