この場合、過失割合を不服として主張できるでしょうか?また、10:0にできる要素はあるでしょうか?

9月始めに、自転車で市街歩道を走行中、車道からバックで右折しながら歩道でに侵入してきた車と接触し、自転車ごと倒れ、右足打撲のケガを負いました。ケガ自体はたいしたことなかったのですが、自転車はチェーンが切れるなど乗れない状態で、今修理に出しています。
相手側の主張は、歩道に面したクリニックの駐車スペースに入れようとしていて、いったん入れ直すために車道に出て、改めて入れようとしていた、とのことでした。接触する直前、私も自転車で走りながら、車が駐車スペースから歩道を横切る形で車道に出たのを見ていたので、そのまま行ってしまうものと思い、直進したところ接触した、という状況です。
警察にも届け、現場検証も済み、今は私のケガの通院が終了するのを待って、示談交渉が始まる、という段階です。
相手側の保険会社からは、過失割合が、相手9:私1、と説明がありました。過去の裁判例を元に出した割合、とのことでした。
正直、この割合には疑問を感じています。車が駐車スペースから出て、車体が完全に車道上だったのでバックは予測できなかったこと、バックする際に、車が後方確認していれば、事故は防げたのでは、というこちらの思い、歩道上での接触なのに、こちらの責任を問われるのは、おかしいのでは、と考えています。

残念ながら、自転車が歩道を通行している場合、歩行者とは異なりますので(自転車は軽車両扱いです)、その結果、車と衝突した場合、自転車側にも相応の過失が認められることになります。そのため、保険会社が提示する過失割合がおかしいとはただちに言えない状況です。

ただ、過失割合は絶対のものでなく、事故発生状況に応じて、修正されうるものです。

一度、お住まいの地域の交通事故を取り扱っている弁護士や、最寄の弁護士会等の交通事故無料相談のご利用を検討してください。

ありがとうございます。保険会社とのやり取りでも、納得できないことが多く、こちらが被害者なのに…という思いが強いです。
ネットで調べて、日弁連のサイトを見つけました。一度相談してみます。