名誉毀損による警察の捜査について
ネットでの名誉毀損などで、加害者が分からない状態で被害者等を出した場合、警察は書き込んだ加害者の特定などからしてくれるのでしょうか。
基本加害者の情報を得て訴えるためには、プロバイダに開示請求をし、その際に意見照会や訴状、呼び出し等その他なにかしらの告知が加害者に行くと思います。
殺害予告等の加害者に通知が行くと危険や証拠隠滅の可能性がある場合を除いて、
そのような事が全くなく、加害者は自分が加害者となっていると知ることなく、被害者側のみが加害者の個人情報を取得し、その後何も訴えずに終わる等と言うことはあるのでしょうか。
警察の捜査はプロバイダ責任制限法とは異なったルートで照会をかけていきますので、加害者が知らないまま捜査が密行することは十分考えられます。
ありがとうございます。
一般的と言ってしまって良いのか分かりませんが、基本的に加害者に目星がついていない状態での申請が通り名誉毀損が刑事事件として扱われ、そのような密行状態で進むのはよくあることなのでしょうか。
基本的に民事不介入で、民事事件として扱われる事が多いかと思います。
刑事事件として扱われ、先程の話通り加害者の個人情報を得て、被害者が訴えを取り下げた後に
何も知らない加害者に個人的に復讐するなどの事件は起きないのでしょうか。
そもそも、最初から名誉毀損を刑事事件として取り上げないことの方が大多数です。
また警察は原則として、捜査によって得られた加害者(被疑者)の情報を被害者には伝えないでしょうね。
ただし私が知っている事例では、加害者不明、ネット上で明白な名誉毀損が大量に書かれていた事案で、警察による犯人特定後(被害者とは旧知の仲だった)、警察が被害者に示談を勧め、その際に犯人の情報が被害者に伝えられた例はありました。
ありがとうございます。
仮に警察の捜査によって被害者が、加害者が誰かを知るとしたら、どのタイミングが基本なのでしょうか。
もう既に加害者が呼び出される(訴えられるのが決まった段階)等でしょうか。
ありがとうございます。
そのような事例があったのですね。
ちなみにそのように被害者が示談を受け入れ、加害者を知った後に「やはり示談も訴えるのも全て辞めます。白紙にします。」というのは有り得るのでしょうか。
その示談の話の時点で、基本的に加害者側はそのような事が起きている、ということは知らないのでしょうか。
加害者を取り調べる前に、被害者に情報を伝えることはあり得ないでしょう。杞憂です。
回答終わります。
大変ご親切にありがとうございます。
色々と不慣れでお手数をお掛け致しました。