フリマアプリでのトラブル(返金返品)

私はラクマである商品を出品しました。
特に何も無く、取引をし、相手様に評価して頂きました。しかし、評価後に商品説明欄と違うものが届いている。と連絡が来ました。
私が出品したものと、違う内容を説明欄に書いてました。(例)第4世代を第5世代の商品と記入
私が悪いですがミスで故意ではないです。
送った物も、出品写真の物を送っています。
出品写真に製品情報が書いてあるものを載せていたので、写真をよく見ていれば、お互い気づけたかもしれないですし、相手様も評価前に確認していれば、このようなことは無かったと思います。返金返品で話を進めているのですが、私の損失が大きく返金したくないです。返金しないなら警察に連絡すると言われました。私は
話も無視したいのですが、もし、この件で弁護士相談や裁判に持っていかれると、私はどのような罪に問われますか。
ちなみに、アプリ内のメッセージ上で、私の記入ミスです。と非を認めてしまいました。

最初からうそをついて代金をだまし取る意思はないため、詐欺罪には問われません。ただし相手方や警察はその事情は分からないため、詐欺だと疑われる状況であるのも確かです。場合によっては事情聴取もあるかもしれません。
間違った説明で、間違った品物を出品した以上、返金する義務があるのは当然のことで、あなたの損失が大きいことは法的には何の意味もありません。買主に責任転嫁をすることも筋違いです。
民事で訴えられれば、代金全額と遅延損害金を付した額の支払いが命じられることでしょう。

詐欺罪の成否が問題になりますが、単なる表記のミスとのことであり故意がないため、講学上は詐欺罪にはなりません。
ただ、表記したものの価値が実際のものの価値を明らかに上回るような場合には、十分に詐欺罪の故意が疑われます。
なので、相手方の告訴等があれば、警察に呼ばれる可能性はあります。
(商品の額などにもよりますが、記入ミスによるトラブルが本件のみであれば逮捕まではないでしょう。)

民事上は、相手方は、契約不適合責任に基づいて、あなたとの契約を解除することができます。
契約を解除されれば、契約前の原状に回復しないといけません。
つまり、相手方は商品の返還、あなたは代金の返還が必要です。
あなたの損失が大きいというのは、本件では、原状回復義務を拒否する理由にはできません。