開示請求が棄却される場合について
私が投稿した書き込みについて、開示請求されるかもしれない状況でして、開示請求の流れについて質問させていただきます。
諸々の条件に満たない場合、開示請求が棄却される場合があると聞きました。
その判断は申請が来た時点でプロパイダ側が行い、書き込みをした側(開示される側)には特に通知されないのでしょうか?
プロパイダに開示請求の申請があると、書き込みをした側に意見照会書が届き、同意か拒否をすると思うのですが、上記の場合は書き込みをした側が意見照会書に拒否をした上でプロパイダ側も棄却をしているのでしょうか?
まとめますと、開示請求が棄却される場合は意見照会書が届く前にプロパイダ側の判断で棄却をするのか、否かを教えていただきたいです。(開示請求申請があったら、プロパイダ側は無条件で意見照会書を書き込んだ側に送付すのでしょうか?という書き方の方が分かりやすいかもしれません…)
私の書き込みを何人かの弁護士の方に見ていただき、開示できる条件には満たないだろうという意見をいただいているのですが、意見照会書が届いた場合、弁護士の方に依頼する必要があるかと思い、気になって質問させていただきました。
発信者情報開示請求がなされた場合、開示してよいか聞くために意見照会書が届くのが原則です。
おそらく、相談者様の意思に反して開示されるかは別として、意見照会書は届くでしょう。
ありがとうございます。
では、開示請求が棄却される場合の流れというのは
開示請求申請→プロパイダが書き込んだ側に意見紹介書を送付→書き込んだ側が開示を拒否する旨の返答をする→書き込みが権利侵害に当たらないと認められた場合、開示請求が棄却される
という認識で合っていますでしょうか?
この際、開示請求が棄却されるのは裁判を通してかと思うのですが、プロパイダと開示請求を行っている方という認識です。こちらも合っていますでしょうか?
その認識でよろしいかと。
開示請求はプロバイダ責任制限法に基づく請求であり、裁判所を通して行われることになります。
ただ、ハードルも決して低くないことから、棄却されることも多く、ほかの先生方は条件を満たさないだろうとおっしゃったのかと思います。
そうなのですね。認識が合っていて良かったです。
最後になりますが、意見照会書を記入する際には弁護士の方に頼むのが一般的なのでしょうか?
ご自身で記入する方もいらっしゃると聞いたのですが、弁護士でなくても自ら違法性がないことを説明することは可能なのでしょうか?
ご自身で書かれても良いかと思います。
意見照会書を書く分には弁護士に費用をかけて頼まなくとも良いかと。
その後、発信者情報開示がされ、民事的な請求が来た場合に弁護士に頼むことはあるかもしれませんが。
そうなのですね。
流れが分かって安心しました。ありがとうございました!