借用書がない場合、裁判に勝つためには、どれくらいの証拠が必要になりますか?
知り合いに数百万円を貸したのですが、突然返済を拒否されました。
借用書はありませんが、お金の銀行の振込履歴は残っています。お金は数十万円は返してもらったのですが、残りはいつ返してもらえるのかを聞いたところ、「あのお金はもらったもので、返済の義務はない」と言われ、返済を拒否してきました。
返済を拒否する前のやり取りが残っておりまして、「返す方法を考えるからもう少し待ってほしい」、「必ず返すからもう少し待ってほしい」など、お金の貸し借りに関するメールの履歴がいくつか残っています。
弁護士さんに相談したところ、訴訟してみましょう、でも確信的な証拠がないので、お金を取り返せるかはわかりませんと言われました。恐らく、確信的な証拠とは借用書のことを指すのだと思うのですが、こういった場合、お金を取り戻せる確率はどれくらいあるのでしょうか?
また、弁護士さんは仮に裁判で勝てそうであっても、もしもの時のために、あえて勝てますとは断言しないものなのでしょうか?
確信的な証拠とは借用書のことを指すのだと思うのですが、こういった場合、お金を取り戻せる確率はどれくらいあるのでしょうか?
→金銭の授受自体に争いがなく、授受の経緯について貸金であることを裏付ける証拠があるのでしたら認容判決が出る可能性もそれなりにあるかと思われます。なお、統計があるわけではないので確率についてはお答えしようがありません。
また、弁護士さんは仮に裁判で勝てそうであっても、もしもの時のために、あえて勝てますとは断言しないものなのでしょうか?
→裁判は相手もあり、裁判官という人が判断するものですので、弁護士は訴訟の見通しについて断言をすることは一般的にはありません。