パワハラ被害で退職。慰謝料の交渉中に勤務先側が弁護士を立ててきました

急遽、パワハラ被害で退職し無職になりました。パワハラを受けた精神的苦痛に対し退職金・慰謝料を提示してほしいと勤務先に連絡しました。勤務先からは慰労金という形で支払うと返信がありました。
『30万いただけないなら訴えます。』
とさらに返信すると最初の提示額30万円のところ50万円に増額となりました。

その後、勤務先が作成した合意書が私に届きました。その際に次のやり取りをしました。
私 『最終確認ですが50万+慰労金ですよね?』
会社『合わせて50万になります』
私 『別ではないのですか?』
会社『これからは弁護士さんに任せることにしました。』
以上から連絡が無くなりました。

◆合意書の内容
2条、甲は乙に対して、甲と乙がとの労使関係等のトラブルにかかる一切の解決金として、金50万円の支払義務があることを認める。
3条、甲は前項の金員を、平成30年4月15日までに、従前の給料と同じで方法で乙に対して支払う。
4条、甲及び乙は、本合意書の内容につき、法律に基づく場合など正当な理由なく第3者に開示又は漏洩しないことを相互に誓約する。
5条、甲及び乙は相手方を誹謗中傷したり、名誉を棄損する一切の行為をしないことを相互に誓約する。
6条、甲及び乙は本合意書に定めるもののほか、何らかの債権債務が存在しないことを相互に確認し民事、刑事等問わず一切の法的請求、手続きをしないことを誓約する。

◆弁護士から送られた通知書の内容
慰謝料の請求について貴女は通知人に対し、パワハラによる慰謝料を請求しパワハラの慰謝料は最低でも50万円になると述べておられます。しかし 一口にパワハラといっても各々の事情、態様は千差万別でありどのような場合でも慰謝料が50万円になるとは考え難いです。
そのため貴女は精神的苦痛を受けたという通知人のパワハラについて、①具体的内容②時期③場所を書面にて明らかにして頂きますようお願いいたします。慰労金について貴女は、上記の慰謝料とは別で慰労金なるものを請求されておりますが、法的根拠に乏しい請求と思料します。なお、仮に慰労金を退職金と解したとしても通知人の歯科では貴女の退職で適用される退職金規定は存在していないため、通知人には貴女に対する退職金の支払い義務はないものと思料します。

上記から、もう50万円の慰謝料請求は無理ですか?それとも合意書を送れば50万円になりますか?

合意書が送られた後に、弁護士からの通知書が来てしまってるので不安で仕方ないんですが、通知書の内容だともう支払わないと言ってる感じにみえるので。
二枚ある合意書、相手の印鑑、割印はないのを送ってしまっていいということですか?それとも、相手の弁護士にもう50で解決したいと電話するべきなのですか?それか書面で50万で解決したいと書くべきですか?

その考えでいいですよ。
合意書に定めるほか債権債務がない
ことを誓約してるので、
他に請求されることはありませんね。

お返事ありがとうございます。
合意書が送られた後に、弁護士からの通知書が来てしまってるので不安で仕方ないんですが、通知書の内容だともう支払わないと言ってる感じにみえるので。
二枚ある合意書、相手の印鑑、割印はないのを送ってしまっていいということですか?それとも、相手の弁護士にもう50で解決したいと電話するべきなのですか?それか書面で50万で解決したいと書くべきですか?

僕が誤解したようですね。
弁護士は先の合意を撤回してますね。
まだ正式署名捺印がないから撤回してきたんですね。
改めてパワハラの根拠を示してくださいと。
あなたとしては、根拠を示すとともに、相手が合意書を
送付してきた事実を主張するといいですね。
弁護士が出て来て争う気配ですからあなたも
弁護士に相談して、あなたの立場を整理して
もらってください。

そうなんですね。
このまま合意書送ったり、相手の弁護士に最初の50万で和解したいと話しても難しい感じなのですね?

たぶん拒否されると思いますが、弁護士の考えも聞く
ことができますし、それに対してあなたの方針もはっきり
するでしょうから、問い合わせしたほうがいいですね。

怖くて連絡出来なくて。弁護士って怖いイメージなので。相手の味方だろうし。
これは、五〇万は支払うとなっていたのに、わたしがそれ以上求めたのでこうなってしまったんですよね?

そのあたりの経緯はよくわかりませんが、弁護士は怖くないですよ。
勇気を振るって尋ねてみて下さい。