遺産分割の交渉を依頼する場合について

直接の話し合いでまとまらない場合、交渉を依頼したいと考えていますが、親の居住地である地元を離れて遠方に居住しています。
弁護士へ依頼する場合、自分の居住地近くで依頼するのと、地元で依頼するのはどちらが良いでしょうか。
出張費がかかる場合を考えると地元で依頼した方が良いのかと悩んでおります。

状況は以下となります。
親が亡くなり、親の再婚相手と実子達で相続を行う予定。
遺言書はないため、法定相続分での相続を望んでいるが、親の再婚相手が口頭で聞いていたから親名義の自宅は再婚相手が全て相続し、預金だけを法定相続分で分けると主張。
親名義の財産全てをまだ把握できていないが、自宅と預金以外にも親名義の物がある。

通信手段が発達して(リモート等)打合せが遠隔でもできることを考えると、地元で依頼してもいいでしょう。
他方、交渉も遠隔で可能であり、調停となった場合も電話会議が使えることを考えると、お住まいの近くで依頼しても、出張料がかかるとしてもさほどの額にはならないと考えられます。
個人的には、二人三脚で事件を進めていける相性の良い弁護士に依頼するのをお勧めします。(あくまで個人的見解)

調停も見込まれるように思われますが、裁判所の手続については電話会議の方法が広く使われており、毎回出張費用がかかるというわけではありません。
差し当たりお近くの弁護士へ費用も含め相談してみてはいかがでしょうか。