痴呆の親が共同名義の不動産の売買について
私達夫婦が現在住んでいる住宅の権利の12%は私の母の名義になっています。母は100歳になり痴呆があり、兄が住む町の老健施設に入居しています。私たちは老後を家内の故郷で過ごそうと思い現在の住居を売り、地方で新しい家を購入することを考えています。こういう場合、成年後見人を立てて売りに出すしか方法はないのでしょうか?現在年金生活なので現在の住居の固定資産税などの出費もかなりの負担になっていますので、早くダウンサイジングしたいと考えています。
また、後見人には兄になってもらいたいのですが、こちらの希望はとおるものなのでしょうか?
お母様の持分は、売却する・お子さん夫婦に譲るetc、動かすには成年後見人が行うしかありません。
成年後見人については、親族間に紛争や対立関係がなければお兄様を成年後見人候補者として申し立てても十分、お兄様が就任する可能性があります(反対に、紛争や対立関係があると専門職後見人が就任することになります)。