譲渡後の犬を返還した場合、新しい里親見つかるまで費用負担が必要ですか?

去年とあるサイトで犬を譲渡契約書交わし、譲渡してもらったが、その後家庭の事情で飼えなくなり、元親に相談し、返還することになりました。しかし、元親に、譲渡契約書に「飼育困難になった場合、所有権が元親へ戻し、次の里親へ譲渡成立までにかかる費用をすべて負担しなくてはなりません」との条文があったため、次の里親が見つかるまで、犬の餌代、世話料などとして月額を支払い続けるように求められた。当方はその費用を支払う義務はありますか?
雑種の成犬で、新しい里親はとても難しく思います。見つからない場合、元親の元で生活している犬に、その犬が亡くなるまで支払い続けないといけないでしょうか?

動物愛護の観点から、無責任な飼い主が現れないようにするためそのような取り決めがなされたものと考えられます。有効な取り決めと考えられますので、従う義務はあるでしょう。
ただし、支払い義務が無期限かというと微妙なところがあるので、新たな飼い主を探すための相当な期間が生じるまで支払い続けるべき、という解釈も成り立ちうるかもしれません。

ご返答ありがとうございます。
実際に、ある期間まで支払う提案もしましたが、断られました。飼いたいと申し出た友人に譲渡とも提案しましたが、元親の主観的な理由で友人が不適合だと判断され、破談になりました。このままだと、元親がもはや里親募集すらしないのではないかと心配しております。この場合でもやはり支払う義務があるのでしょうか?

血統書付きの犬を扱う世界にはいろいろしがらみもあるのでしょうが、いっそ支払拒絶の通知を出してはいかがでしょう。

法的に攻めた通知なら、
「新たな里親候補が見つかったにもかかわらず、貴殿の判断で破談にされたため、次の里親への譲渡までという条件が妨害されました。つきましては民法130条1項に基づき、次の里親への譲渡という条件が成立したとみなされますので、今後の経費のお支払いはお断りいたします」
という感じでしょうか。

弁護士に依頼して通知を出してもらうこともご検討ください。

すごく助かります!求めた答えになります!ありがとうございます。