外資企業における海外からの不法行為に関する責任者はだれか

外資企業の日本国内にある日本支社で正社員として働いていますが、海外の中間支社、本社から嫌がらせなどの不法行為を行われた場合、それを日本国内で問題にしようとする際、日本支社の責任になる。つまり、日本支社の支社長が裁かれることになると聞いたことがあります。
そういうものなのでしょうか。

日本支社というのが、日本に法人格のある支社であれば、雇用主である日本支社に責任を追及するのが通常です。
海外法人を相手とする場合、手続的にも面倒な部分が多く、時間・費用を考えると、日本支社を相手とするのが得策だからです。
「支社長が裁かれる」という言葉の意味は多義的ですが、民事責任を問う場合には、代表者の名前が表に出ますが、個人の責任を問えるかはケースバイケースです。

日本に法人格が無い場合については、誰のどのような責任をどうやって問うか、それこそケースバイケースなので、直接事実関係を弁護士に相談されてください。

正木先生

ご回答ありがとうございます。

日本に法人格のある会社です。
日本の支社長は良い方なので、ご迷惑をかけたくないのですが、私の上司がどうしようもない方で、困っている状況です。

しかしながら、海外法人を相手取るというのは素人ながら途方もない作業のように思えますので、あまりに酷ければ日本法人を相手取るしかないかと思います。

そうなる前に、日本社長の権力範囲内でもうこれ以上にはならないようお願いするしかなさそうです。

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。