借用書のない借金、虚偽の住所

今年の3月に出会い系で知り合った方に、お金を貸して、連絡が取れなくなりました。学費、借金の返済、入院費などの理由に合計150万円になります。

体の関係もなく友人として仲良くしていましたので、特に厳密な借用書などは作成していませんでしたが、最低でもと思い、学生証のコピーと借金の督促状の写真を貰いました。

その後、学費や借金、治療費などの領収書を見せるように促したところ、連絡が取れなくなったため、督促状にある住所に内容証明郵便を送りましたが、郵便局から『管理人にも問い合わせましたが居住が確認できなかった』と返信されてしまいました。

現状、LINEしか連絡手段はなく、ブロックはされていませんが、既読にもなりません。

この様な状況で
① 詐欺で被害届を提出できるか
②学生証のコピー本人を探す事ができるか

これらを主体になんらかの策を講じる方法があればアドバイスをお願いしたいです。よろしくお願いします。

詐欺として扱う場合、金銭交付の時点で返還する意思がなかったことを検察側で証明する必要があり、その立証が難しいとしてなかなか起訴には至っていないケースが多いようです。
学生証については、回答が得られるとは限りませんが、住民票の調査などを尽くしても相手の所在が判明しない場合に、弁護士会照会を使って大学へ在籍情報を問い合わせる等といった方法が考えられます。
相手側が対応してきた場合に、お金の交付自体や返還する合意があったかどうかが争点となる可能性もありますが、貸金請求の民事訴訟を視野に入れた方が良いように思います。