マンション大規模修繕時のトラブル

現在居住中のマンションにおいて、大規模修繕を実施しています。
そのタイミングで、工事業者が部屋の中に入って作業をする機会があり、工事業者がモノをぶつけて天井に傷をつけました。その場で監督と名乗る人がクロスの張替え修正をしますと発言して、ぶつけた場所の写真を撮ってかえりましたが、後日写真をみてもわからないので保険対応できないから修理できないと連絡がありました。
この事態が収束しない状況で、他の工事のために自室内に入って作業をしたいとの申し出があり、傷をつけても修理すらしない工事業者なので、天井修理の件が解決しないことには自室内に入っての作業を認めない旨工事業者に伝えました。
すると、管理組合の代理弁護士事務所から、作業をさせないなら損害賠償を求めると書面により通達がありました。
こちらの要求は一切応えず、自分達(管理組合・工事業者)の要求だけ求めてる状態なのですが、損害賠償を払うのが嫌なら、管理組合の弁護士の言うがまま、こちらが妥協しないといけないのでしょうか??

お気持ちはよく理解できますが、先方からの損害賠償請求を回避するためには工事の作業をさせるべきかと存じます。
大規模修繕はおそらくマンションの集会決議によって実施されているものと思われますので、各区分所有者はその決議に従う義務があるものと考えられます。
これに対し、工事中に天井を破損させたという問題はありますが、その問題と決議に従う義務は別個の問題と考えられます(法的な言い方をしますと『同時履行の関係に立たない』と考えられます)。
したがいまして、天井破損による損害賠償が未解決であっても、ご質問者様は工事の作業をさせる義務があり、それに反して作業をさせなかった場合には、損害賠償を受けるおそれがあるものと思料いたします。

ありがとうございました。
自室内の天井破損の修理をしない点に関して、工事業者は管理組合の指示に従いと言っていて、一方で、管理組合代理弁護士とも話をしましたが、管理組合としては、自室内の破損に対して、工事業者に指示をする立場にはないと言っており、誰が本当のことを言っていて、誰が嘘をついてるのか分からない状況です・・・
そんな工事業者を指名した管理組合、工事業者の言いなりになっている管理組合に憤りを感じていますが、何か対抗する手立てはないのでしょうか??

複数当事者が登場すると発生しがちな責任の押し付け合いですね。
本件では、天井の損傷に関する直接の当事者は工事を実際に行った工事業者ですので、管理組合は一旦措いておき、工事業者に対して修繕請求なり損害賠償請求をしていくのが筋かと思います。

ありがとうございます。
天井破損に関しては、元々僕と工事業者の間の話だと思っていたのに、工事業者が管理組合を巻き込み、管理組合がしゃしゃり出でと、謁見行為をしてきたのに、管理組合の問題には話は別だと弁護士を出して脅迫のような文面を送ってくる。
正直納得いかないですね・・・
泣き寝入りしろってことですかね。
ありがとうございました。