・この20万円は全額とは言いませんが返してもらうことは出来るのでしょうか?

Question

パパ活はイメージが良くないので、社会勉強として諦めてくださいと弁護士の先生方に言われるかもしれませんが、許せないので投稿しました。箇条書きで記載します。

当事者→私、お相手→Mさん(シングルマザー)、今回のきっかけ→Mさんが私よりもだいぶ前にパパ活をされてKさん

1、パパ活目的で私とMさんは2022年1月に初めて会いお茶してお手当を渡して解散。2回目は食事をしてお手当を渡して解散。3回目はカフェしてお手当渡して解散

2、4回目の約束を決める際、MさんからKさんの話を私にLINEでしてきました。下記が内容です。

私と出会う前にKさんとパパ活をしていた。Kさんは美容関係の経営者をしていて、食事のみで会っていたがコロナ禍で生活費に困っていたため相談したところ、出会い系のサクラのバイトを紹介され契約書にサインした。その際、前借りで22万円ほど借りた。でも思いのほか稼ぐことが出来ず、すぐに返せないことを伝えると、Kさんから、どうにかして一括で返すか、性行為の撮影をさせてくれたらチャラにしてあげると言われ、恐怖になった。どうしたら良いかわからない助けてほしい。(LINEに残っています)

3、私は文字だけでは信用出来ないと伝え、KさんとMさんとのLINEのやりとりをスクリーンショットで送ってもらい、MさんにLINE電話したところ声が震えて少しパニック状態になっていたため、Mさんの口座を教えてもらい20万円を振り込んだ。

4、Mさんを信じきっていたため、Kさんに振り込んだ振込詳細は確認していません。(私の落ち度)

5、私はその20万円に関しては切迫詰まっていたMさんに貸したという認識だったが、Mさんは、私を助けてくれるために振込をしてくれたと思っていた。返してと言われるなら、最初から助けを求めてないと言わた。

6、この20万について私とMさんは会って話そうとなっていたが、Mさんからは携帯代が払えずwifi環境のあるところじゃないと連絡できなくなると言われ、連絡頻度が一気に少なくなった。

7、6月1日にMさんから連絡する!と言われていたため待っていたが連絡がなく、今では未読スルーされる。ブロックはされていない。携帯電話にかけても「お客様をお呼びしましたがお出になりません(au)」と連絡がつかない。

8、20万円返してほしい内容を何度かMさんにLINEしても未読スルー。しかし、Mさんは今でも私と出会ったマッチングアプリで活動をしている。(おおよそのログイン時間がわかるため活動していることがわかります。)

9、性行為は一切無し(子宮筋腫があるため不正出血するという理由でそういう関係にはなっていない)

10、携帯の番号はわかっている。知らない方が良いこともありますが私は真実が知りたい。騙された気分で納得ができません。

辻村 幸宏 弁護士 · Accepted Answer

出会いのきっかけがパパ活ということですが、今回問題としている20万円は特に公序良俗違反が問題とされる金銭移動ではないと思われます。

とはいえ、この20万円の交付の趣旨として、贈与か貸付か、必ずしもはっきりしないように思えます。

相談内容を見る限りでは、返還約束の確実な合意があったとまでは言えず、怯えているMさんを救うためにお金を出した、贈与の趣旨だと言われればそう見えなくもありません。

もちろん無償でお金を出すまでの深い関係性がなかったともいえ、通常は明言しなくても貸金だろうという考えも成り立ちます。

いずれにしても相手が金銭交付の趣旨を争っている以上は、法的手続によらなければ回収は困難だと思われます。

その点で20万円という係争額がやはり問題となります。弁護士が通知するだけで支払いがなされるのであればペイしますが、訴訟までに至るとペイしないように思います。

そのため、ここから先に進むのは、仮に勝てたとしても、割と費用対効果の面でデメリットが大きいと思われます。

辻村 幸宏 弁護士 · Answer

そうです。
そうした通知であれば、3万〜5万でも依頼は可能にはなります。
しかしながら、通知だけで交渉を含まないため効果のほどはどうとも申し上げにくいです。