自己破産された 受任通知書受け取り後の流れ

知人にお金を貸し、破産手続きを開始したと弁護士事務所から受任通知書が届きました。
貸し付けた経緯や金額を記載して返送する旨が書いてありました
今後の流れなどを詳しく教えていただきたいです。

自己破産を弁護士に依頼した後は次のような流れになります。
①弁護士に依頼
②弁護士が各債権者に受任通知を発送し返済を停止する
③債権者から債権調査票等を収集して債権額を調査する
④依頼者から弁護士費用、実費等を一括又は分割で弁護士に支払ってもらう
⑤家計簿、収入、資産等の資料を収集して破産申立の準備を進める
⑥裁判所に自己破産の申立書を提出
⑦裁判所から各債権者に破産手続開始通知を発送
⑧裁判所で免責審尋又は債権者集会実施
現在②の受任通知を送付したところです。その後⑥裁判所に自己破産の申立てをするまでに通常は数カ月はかかります。
もっとも、この期間は案件によってかなりばらつきがあり、弁護士費用の積立や申立の準備に時間がかかる場合は1年以上かかることもあり得ます。手続きの進捗状況は、知人の代理人である弁護士に電話等で聞けば教えてくれるはずです。

結論として,その知人にギャンブル等のよほどの浪費でもない限り,最後は「免責」され,あなたが知人に貸したお金の返還を請求することは原則できなくなります。