同棲解消後の家賃について

現在同棲中の彼氏と別れたいと考えております。
原因としては、彼のモラハラ、DV、性格の不一致、最初に約束した生活費を払わない。です。
アパートの契約者は私ですが、月々の家賃、光熱費は彼から現金で受け取り、私の口座から支払いをしています。
同棲解消にあたり私が出て行く事になりますが、彼は自分の名義が使えずアパートの契約者を変更する事ができないとのこと。
口約束で、
①毎月の家賃など生活費は現金で渡すので契約はそのまま私の名義で今居るアパートに彼ひとりで住み続けたい。
②私が買った家具は、次の引越し先に持って行って良い
とのこと。

もし、お金が貰えなかった場合、全て私の負担になってしまうと思い、誓約書を交わした方がいいのではと考えています。

この場合、弁護士を通してではないと意味がないものになってしまうのか、彼と私の間だけの誓約書でも、後々トラブルがあった時に有効的なものなのか質問したいです。

>この場合、弁護士を通してではないと意味がないものになってしまうのか、彼と私の間だけの誓約書でも、後々トラブルがあった時に有効的なものなのか質問したいです。

当事者間で作成した書面であっても、内容がきちんとしたものであれば、有効なものになり得ます。
ただ、案を作成した段階で、内容に不備がないかどうかを一度、弁護士に見てもらったほうが良いと思います

弁護士を介さずに、当事者間で交わした合意書でも法的には有効です。
あえて言えば、弁護士を介入させることで、相手にはプレッシャーがかかると思いますので、約束を守る可能性が少し高まるということでしょうか。
ただ、約束を破る人は、弁護士が介入しようとしまいと約束を破って逃げてしまう可能性があります。
また、当事者間で任意に交わした合意書だけでは、相手が支払いをしなかった場合に直ちに強制執行することができません。
強制執行のことまで考えるのであれば、金銭の支払い約束について公正証書を作っておくと良いです。
しかし、公正証書の作成は、印鑑証明書も準備して当事者二人で公証人役場に行くことが必要になりますので、その時点でハードルが高いと言えます。
結論から言うと、相談者様は、相手の男性と交際を解消するということですので、賃貸借契約に名義を貸すなどご自身が将来的にリスクを背負うことになることはせず、相手の男性にも期限を通告した上で、賃貸借契約は解除した方がよいと思います。