裁判官の見解が意味不明で困っています

離婚裁判をして財産分与で揉めています。
双方(原告、被告)が被告の経営する医療法人の法人への貸付金について、個人から法人へ貸付していると認めている金銭について、裁判官が「貸し付けたお金も法人のものだから、財産分与の対象にならない」と言いました。双方弁護士も???です。被告側からしたらラッキーなのでなにも言ってきません。こんな見解ってありますか?
ちなみに、法人は法律が変更された平成19年以降に設立されたものです。

実質は出資で返済を予定しておらず法人のものになっている、という発想かもしれませんが、普通に考えれば理解不能ですね。
そんな判断をするような裁判官ではろくな判断が期待できないので、年度代わりの転勤まで訴訟を続けられそうならできるだけ粘り、無理そうなら勝負は高裁と考えて対応するしかないでしょう。
弁護士目線で言えば、「おかしな理由で勝ってしまう」ことは時にありますが、それはそれで高裁でひっくり返されることも十分あるので、あまり安心できないものです。その意味では、その裁判官の意味不明な判断を無理に是正させるよりは、その理屈で判決させてしまった方が覆しやすいですね。これは微妙なところではあるのですが。

補足
「年度代わりの転勤」とは、その裁判官が次の年度くらいで転勤する時期なら、ということです。年度が変われば転勤するわけではありません。

加藤先生

ありがとうございます。
はい。とても理解不能です。しかし裁判官の判断は絶対なのでびっくりしました。人が判断することなのである程度のことは覚悟していますが、これは誰がみてもおかしいですよね。法律のみの判断なら裁判やる意味ありません。時間を返してほしいくらいです。

家裁の裁判官は出世コースから外された裁判官の溜まり場となっている傾向もあるので、あまり当てにしない方がいいです。
「法律のみの判断」をしてもらう方がましならくらいで、裁判官個人の頭のおかしいバカな判断をされることもしばしばあります。
バカな裁判官の意見に振り回されずに、最後まで争う覚悟で対処するのが賢明です。

ありがとうございます。
頑張ってみます!!