債務不履行にあたるでしょうか。

10年来、植物の手入作業を依頼していた業者が、新しいお客が増え手が回らないので暫く私のところに行くことができない、と突然申し出をされてしまいました。
技術が確かなので10年以上ずっと依頼しており、その方に定期的に作業を引き受けてもらえることを前提に、高価な品物を購入してきました。
相手からは、簡単に「別の人に頼んでください」と言われましたが、同等の技術を持つ人は易々とは見つかりません。
このまま手入れが出来なければ、生き物なので枯れてしまい、無価値になってしまいます。

書面での契約を取り交わしていませんが、この場合でも「債務不履行」を理由に業務を遂行させるよう法的に強制することはできるのでしょうか。
あるいは、「債務不履行」とはまた別の事例なのでしょうか。
道義的、慣習的に何かおかしい、とは思うのですが、相手に対しどのように伝えれば、相手の申し出が常識から外れていると納得させられるか、アドバイスをください。お願いします。

落胆されていることがよく理解できます。心中お察しいたします。

債務不履行といえるためには、前提として契約の成立が必要です。「定期的に作業を引き受けてもらえることを前提に、高価な品物を購入してきました」という部分が、相手方にとっても争いのない事実で、契約の成立を認めうるか、という点が最大のポイントだと思います。

その点を中心に、いくらの品物をどのくらいの点数購入したのか等、詳細にお話をおうかがいする必要があると思います。

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