私の行動は詐欺になりますか

元恋人からの支払い請求に際して、私の行為が罪になるのかご意見をいただきたいです。

私には8年付き合っている彼氏がいました。付き合ってるときは、デート代など負担してくれたこともあります。私は善意だと思いこんでました。
また最近、彼氏が転職を機に、引っ越しが必要になりました。そこで同棲したいと提案があり、そのときは「いいかもしれないけど、私は経済的に難しい」と断ったつもりでした。その後、彼の家探しについていった日、彼氏は気に入った物件を見つけ、その日のうちに賃貸契約をしました。その際に相手から契約書類のなかにある「同居人の記載」に名前と連絡先を書いてほしいと言われました。その時も私は引っ越せないと伝えましたが、あとで取り消せるから一応書いてと念を押され、書きました。それでも、その後、「同棲も引っ越しもできない」と伝え、「分かった」と言ってくれたので了承を得たと思っていました。

もともと束縛気質があり、DVに近いことをされたことがありました。ひどい時期は、一方的に行動を制限され勝手な外出を許されず監禁に近い状態もありました。当時の私は我慢できず、別れ話を切り出すと相手の逆鱗にふれ、彼氏は自殺未遂をおかし、ともに未成年だったこともあり警察に保護されたこともありました。それでも情に流され付き合ってました。そのころから私の中では、精神的に不安定なときは「彼氏に逆らえば身に危険が及ぶ」と思い込むようになり、はっきりと自分の意見を言えないところがあります。

ここ数年、自分の意志が伝わらないことが増えてきたため別れるしかないと思い、私から一方的に別れ話を提案しました。相手は泣いてばかりで、話が終わり帰ろうとする私の腕をつかんで返そうとしなかったりしたので、思わず「私も急な話だったから、もしこれまでのデート代や引っ越し代とか負担が必要なら払うから」と言ってしまいました。そこまで言わないと、家に帰れないと思ったからです。

しかし、後日、彼氏から「お金の話をしたい」と連絡がありました。法的見解ではデート代やプレゼントなど贈与に値するものは、払う必要性はないと聞いています。しかし、彼氏は、「分かれる罪悪感から金を払うと言ったことは感心した。僕を同棲できるとその気にさせて、断られたことは詐欺と変わらない。なのに、今になって払わないは通じない」と言われました。

彼氏は法的見解も理解した上で、私の発言を根拠に、金銭の支払いを求めています。もしかしたら会話を録音しているかもしれません。あくまでも、「私が払うと言ったから彼氏側はわざわざ話し合いの場をつくってあげるんだ」という態度です。
ちなみに彼氏とは、借金などの金銭的な契約は何も結んでいません。婚約関係もありません。

そこで質問です。
①精神的な恐怖から払う気もないのに払うと伝えてしまった場合、付き合っていた当時のデート代(贈与)及び引っ越し代は払わなきゃいけないでしょうか。この発言は虚偽の発言になりますか。
②「払う気もないのに払うと言った」「私は断っていたつもりだが賃貸契約後にあらためて引っ越しを拒否した」、このような私の発言や行動は、やはり詐欺など罪になるのでしょうか。相手が詐欺だと思えば、成立しますか。成立した場合、私から弁護士に相談しても対応してもらえないですか。

全ては自分のあいまいな態度や、保身的な行動が原因だと反省しています。成人とは思えない幼稚な相談内容ですみません。
私には相手の発言が異常に感じ、正直、話すのも怖いです。でも私の感覚がおかしいのかもしれません。客観的なご意見をいただきたいです。長文ですみません。よろしくお願いいたします。

詐欺が成立するには、財産的な利得を得るために相手を錯誤に陥らせる意思が少なくとも必要です。
簡単に言えば、「だまして利益を得よう」と思った上で行動する必要があります。

あなたには詐欺の意思がない以上、詐欺罪は成立しません。

相手と直接対峙してやり取りしても、まともな話にはならないと思います。
むしろ、言いくるめられてより窮地に陥ってしまう恐れがあると思います。

相手方の要求には理由がない可能性が高く、あなたが相手の言い分を少しでも認めたり、従った途端に、さらなる要求を突き付けてきてあなたをコントロールしようとする恐れがあると思います。

対応を弁護士に依頼するなども検討されて良いと思います。

丁寧なご回答ありがとうございます。
いただいた回答を見て、安心しました。
お金の件で、彼氏と話す予定があります。その時は、私の方は事情に詳しい方と一緒に対応しようと思っていましたが、弁護士へ相談することも視野に入れ、対応を検討します。

貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。

お聞きする限りは、あなたやあなたの同席者の口から「法律上こうなっている」とお話をしても、それだけで引き下がるような人ではないようにも感じられます。

弁護士委任も視野に入ってくるような状況だと思います。
解決をお祈り申し上げます。