民事調停は訴訟しても勝ち目がない時に行うものなのでしょうか?

数百万円以上のお金を貸している友人に返済の催促を迫ったところ、拒否され、「調停申立書」というものが裁判所から送られてきました。その中には、そんなお金借りた覚えはないという趣旨の内容が書かれていました。証拠のようなものは何もなく、ただ、借りた覚えはないという100%嘘のストーリーが永遠と書かれていました。

民事調停をする相手側の心理を教えていただきたいです。

調停申立書について調べてみたところ、ある記事の中に下記のような記載を見つけたのですが、基本的にはこのニュアンスが正しいのでしょうか?

民事調停とは、裁判所という場所を使った話し合い
https://smtrc.jp/toushi/landlord/column/2015_01.html

気になったポイント
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「実は、弁護士の目から見ると、勝てる可能性のある事件で民事調停を申し立てすることは、ほとんどありません。
逆の言い方をすると、弁護士が民事調停を勧めたり、民事調停を申し立てたりするのは、こちらの主張が法的に成り立たない場合か、こちらの主張を裏付ける証拠が不足していて、訴訟を提起しても勝てる可能性が極めて低い場合なのです。

ですから、「民事調停でもしますか。」と弁護士に言われたら、言外に「訴訟をしても勝てないですよ。」と言われていると思ってください。

上記のリンクの記事にこのような記載がありました。弁護士の方からするとこういった見解になるのが一般的になりますか?
今回先方から民事調停してきたのも、訴訟を提起しても勝てる可能性が極めて低いため、民事調停で話し合いの場を設けたということでしょうか?
証拠なども一切ありませんし。。相手側としては、親族に連絡されるのはどうしても避けたかったため、民事調停をしてきたという感じなのでしょうか?

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相手側のニュアンスとしては、訴訟をしても勝ち目がないから、民事調停を利用して、借金をなかったものにしようとしているかたちになりますでしょうか?
民事調停をする相手側の心理を教えていただけると幸いです。

民事調停をする者の審理といった一般的抽象的な問題の捉え方をしても意味がありません。本件で考えられる申立人の心理は、あなたの側にどのような証拠があるのかを見極めるためです。あなたは数百万円以上ものお金を貸したというのですから、それなりの証拠を持っているのではないかと疑っているのです。もし、あなたが証拠を持っていないことを知った後は、債務不存在確認請求訴訟を提起するはずです。