離婚後30年、家の所有権移転と任意売却の方法

最近、ラインにて離婚した元嫁より離婚協議(公正証書有り)で決めた慰謝料、養育費を支払わない代わりに住宅ローン支払をする。元嫁と子供2人(親権は嫁)と嫁両親が無償で支払いが終わるまで住む事住む。支払いが終了したら所有権を移転する。その残高と支払い終了年月日を知りたいと連絡がありました。長女が結婚したのでリフォームして元嫁と一緒に住む事を検討してるので、残高を支払って所有権の移転をして欲しいと言われたのですが、支払い途中に借換えを行い期限を5年程延ばしました。その事は口頭で元嫁に伝えたつもりなのですが元嫁は聞いて無いとの事でした。
ローンの残高がある家の所有権は移転出来ないと聞いたのですが他に良い方法は無いですか?現在一括返済は無理です。残高は約380万円、支払終了は令和10年9月です。
後、今回の様な場合は元嫁の同意無しに任意売却等出来ますか?土地は元嫁の親の所有です。建ててから約30年です。

お困りのようですから、お答えします。公正証書までつくって離婚協議結果を定めたのですから、これを合意解約するのは、相応の理由がなければ、そもそもすべきではありません。貴殿のご相談内容からしますと、公正証書の離婚協議内容はそのまま履行しつつ、家を、貴殿から元嫁に、売買する、という方策が第1に検討されるべきでしょう。ローンの残高がある、ということですが、それは、ローンの借り換え(つまり、元嫁がローンの新契約者となる形)により、解決できないか、不動産業者や金融機関とご相談なさるのがよろしいかと存じます。土地の占有権原がどのようになっているかについても、十分な留意が必要かと思われます。実際に弁護士にご相談になることをお勧めします。

ありがとう御座います。貴重なアドバイスを参考にして解決したいと思います。