違法ダウンロードでは発信者情報開示請求

先日、プロバイダーから発信者情報開示請求に係る意見照会書が届きました。
内容は、貴方が発信されました、作品の情報の流通により権利が侵害されたと主張される方から、貴方の発信者情報の開示請求を受けました。それについて発信者情報開示に同意する。同意しない。との事でした。ダウンロードした心当たりはありますが、このような場合どのようにしたらよいのでしょうか?弁護士の方に相談したほうがよろしいのでしょうか?

こんにちは。

相談者様が同意したくない場合には、同意したくない理由を具体的に書く必要があります。
おそらく知的財産権侵害を理由とする発信者情報開示請求ではないかと思いますので、相談者様の行為が著作権侵害に該当しないと考える理由を詳細に説明することになるでしょう。
反論は法的観点からする必要があります。
適切な反論の結果、その後の手続(プロバイダ委による情報開示→これに基づく損害賠償請求訴訟等)に移行しない場合もあり得ますので、同意したくない理由がある場合には、しっかりと反論する必要性があります。

とはいえ、どのような反論が適切なのかは、ご自身で判断しにくいとも思われますので、手元にある資料を持参して、弁護士に面談で相談することをお勧めいたします。

無知な愚者様

不同意の回答を出しても、プロバイダの判断で情報が開示されてしまう場合もありますし、開示に同意をして早期に示談交渉を行うことで、裁判等の大事になることなく解決できる場合も多くございます。

まずは、弁護士にご相談いただき、対応を検討いただくことをお勧めいたします。

お忙しい中回答いただきありがとうございました。
ご助言大変参考になりました。いずれにしても弁護士の方に相談したほうが
良いようですね。本当にありがとうございます。

ビットトレント等のP2Pファイル共有ソフトを通しての意見照会書であれば、基本的に相手方は著作権侵害時のタイムスタンプやIPアドレス等を全て所持していますので、意見照会書で不同意にして争うのは得策ではありません。
弁護士に依頼の上、この段階で刑事告訴や民事訴訟等を一挙的に解決する和解を締結するのが最も早く解決する可能性が高いです。