住宅ローンの返済について
住宅ローンの返済を親に肩代わりしてもらった長兄についてご質問します。十数年前の兄の結婚時、二世帯住宅を新築し、数千万のローンを兄と父で半々で組み、家の持ち分も1/2ずつの共有名義としましたが、兄はお金がないという理由でローンを全て父が払ってきそうです。父が急逝し、預金通帳を見た所、殆ど残高が無かったことから発覚しました。この事で、他の兄弟が怒ってしまい、遺産分割協議が一向に進みません。(父の死後、兄の分の残ったローン分も父のお金から一括返済したとこっそり母から聞きました)
ちなみに、兄夫婦は結局一銭のローンも払わないまま、現在は他の場所でくらしています。兄にこの事を言うと、これは、時効を迎えた贈与だからもう関係がないと言われました。どう対処すると良いのかご教授ください。
特別受益にあたります。
時効はありません。
20年前でも30年前でも、特別受益になります。
特別受益を検索するといいでしょう。
住宅ローンの返済は特別受益に該当します。
任意の協議には応じないようですから,家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てることを検討されると良いと思います。
ありがとうございます。特別受益に該当するとの事なのですね。参考にして、一歩ずつ前進したいと思います。先生方、ありがとうございます。
ご参考になったのであれば幸いです。