宗教二世・三世の苦悩について。「子供の信教の自由」について詳しくしりたいです。

生まれた時から親の宗教に入会させられていた17歳高校生です。祖父母の代が始まりで、自分は宗教3世に当たります。自分の所属している宗教団体は、俗に言う「カルト宗教」のような偏った思想や、それによる暴力や虐待などは全く無く、その組織自体の信念や考え方には特質気になることはありません。しかしながら、自分には「信教の自由」が無かったのではないかと疑問に思うようになりました。実際にお祈りや集会参加などは自分にとって面倒くさい作業でしかなく、それらの時間を別のことに使いたいというのが本音です。また、他の宗派を信じることは良くないという名目で、「神社で祈ったり、おみくじを引くのはダメ」「鳥居をくぐってはいけない」などといった制限も与えられています。もちろん親は宗教の教えの下、完全なる善意で私に対してこのような施しをしていることを理解しています。しかしながら、私にこの宗教を信じない選択肢があったのなら、より多くの自由な時間を確保することや、自分がやりたいことの幅を広げることができていたのではないかと思っています。以外質問を箇条書きいたします。
・私のように、目に見えてわかる暴力や虐待が存在しなくとも、宗教の強要によって生まれた前述したような被害に対して、親側の責任は法律上どのように判断されるのでしょうか?虐待や何かしらの犯罪行為に該当する場合があるのでしょうか?
・宗教家庭に生まれた子どもの「信教の自由」或いは「子供の自己決定権」は、現在の法律ではどこまで尊重されているのでしょうか?親と子供のどちらに決める権利があると言えるのでしょうか?
・親(教育をする立場の者)が子供の意思に関係なく自分を同じ宗教を信仰させることは法律上問題ないのでしょうか?「親と子供」という関係であれば、宗教を強要することも教育の一環として容認されるのでしょうか?
・最終的に「信教の自由」=「宗教を決める権利」は全て子供(本人)が権利を持つべきだと私は考えますが、弁護士の方々の見解を知りたいです。

いわゆるマインドコントロールの状態となりますが,それ自体が虐待,犯罪行為に該当するわけではありません。
日本国憲法20条は信教の自由を保障しており,うち信仰の自由に関しては何ら制限がありません。もちろん,あなたに選択権があります。
どのような意味においても強要することはできません。
どの宗教を選ぶか選ばないかはすべてあなたが決めることです。