大学のミスによる留年について、正式な説明や補償を求めることは可能か

都内の大学に通う大学生です。本来2022年の3月に卒業予定だったのですが、学校のミスが絡んで留年となりました。この場合、何かしらの補償や正式な説明等を求めることは可能なのでしょうか。

以前、所属する学科に対して、ある科目が卒業要件単位に含まれるかどうかという質問を問い合わせました。それに対し、学科の教授会からの回答として「含まれる」という連絡を貰いました。
しかし卒業間近になって、大学側から「あの学科からの回答は間違ったものだった=含めることが不可能」というご連絡を受け、結果的に留年と通達されました。つまり、大学側のルールを学科が勘違いしていたということです。

この件について大学側に疑義を申し立てたのですが、
①あくまで学科のミスであり、学校のルール上認められないためどうしようもない
②カリキュラム表をもとに各自が責任を持って履修するものである
ということを判断理由に、これ以上の進展がありませんでした。

ただ①については、私の大学では「個別の履修相談は大学ではなく各学科・担当教員に聞くように」というルールがあることが原因であり、私はそれに従って学科に確認したまでです。
また②についても、実際今回の争点となった部分はカリキュラム表に明確に書いておらず、私を含め周囲でも同様の疑問を持った人が多くいました。

またこの件について、勘違いをしていた(そして履修相談の責任者とされている)側である学科の教授陣にも改めて説明を求めたのですが、無責任にも「そもそも今回問題になったルールを知らなかった」「だから教授会では適当に答えたかもしれない」との発言をされました。
学科と大学の認識の違いによって生じたミスとはいえ、こちらから見ればどちらも「学校側」の問題であり、総合的に何かしらの補償がされるべきではないのかと感じています。しかし大学側は①②の理由の一点張り(そもそも私は①②の理由に納得がいっていませんが...)で、学科側に関しては前述の発言に加え「学校はお金がないからミスもある」等の論点のズレた主張ばかりで、客観的な議論すら成り立たない状況です。

こうした場合、裁判なども含め客観的な立場から異議を申し立てるのは現実的なのでしょうか。
そして希望としては留年によって余計にかかってしまう費用の補償を求めたいのですが、厳しい場合でもせめて、客観的かつ正式な形で今回の問題の経緯の説明を求められれば...と思っております。

個人的に色々と調べたりはしたのですが、あまり解決策が見つからず、精神的ショックも大きいためここで質問させていただきます。
何か情報等をお持ちの方がいましたら、よろしくお願いいたします。

卒業に必要な単位について、大学側が公開している資料などはないのでしょうか?
学科に直接確認したとのことですが、公開されているものがどのようなものなのかなども確認する必要がありますので、一度弁護士に相談に行かれた方がよろしいかと思います。