家持ち離婚準備についての相談。アル中夫に財産をとられないためには?離婚準備は何からするべき?

離婚準備についての相談です。
夫は現在アルコール中毒により入院をしています。別居をして1年ほどたちます。退院したら離婚をきりだしたいのですが、具体的に何を準備したらいいのでしょうか?
子どもは小学生と保育園の子がいて、夫名義家が1軒と私の名義で夫が保証人になっている家が1軒づつあります。
アル中のため養育費も安定的にもらえる保証もないので、自分の名義の貯金を守るにはどうしたらいいでしょうか?自分名義の貯金や家を持っていかれるのではないかと財産分与について心配しています。

弁護士と離婚条件について打ち合わせをしたほうがいいでしょう。
不動産、預金、保険、慰謝料、養育費、年金、いくつも問題があ
りますからね。
下手に隠すのはリスクがあります。
まずは、共有財産の整理と分与方法の検討でしょう。

早めに弁護士に財産のリストを持って相談に行かれると良いと思います。

お書きいただいた事情だけですと、本件での財産分与についての見通しを立てるのが難しいからです。
具体的な財産のリストを持参し、この内容だったらこういう感じの分与になりそうだ、という見通しについて相談してみましょう。

裁判上の財産分与をする場合、別居時の預金残高を折半するのが通常ですので、預貯金について各銀行に別居時残高の開示を裁判所が求めることがあります。
一方、調停では諸々の条件調整の中で、財産分与を厳格に行わない解決も可能です。
不動産については、ローンと査定価格の兼ね合いでオーバーローンか、アンダーローンかによって状況は大きく変わります。
したがって、不動産を維持したい、現金の財産分与で持っていかれたくない、などのご意向を実現するには、調停段階から、あるいは交渉段階から、戦略的に動く必要があります。しっかりと議論し合える弁護士を探すことが、質問者様のご意向を実現するには不可欠だと思われます。

こんばんは。
財産分与の基本的な考え方は、「別居日までに形成した財産を原則として折半する」というものになります。
まずは、1年前の、別居当時に存在した財産を整理し、そこからご自身の中で優先度の高い財産(おそらくご自身名義の不動産などでしょう)を検討し、離婚後の金銭的な不安を少しでも抑えられる離婚条件を、弁護士と共に考えていくところからスタートするのがよいかと思います。
今回のケースはおそらく初動段階から弁護士の関与があったほうがよいものと思われますので、身近な、もしくはフィーリングのあいそうな弁護士にぜひ相談してみてください^^