著作権に関する電子契約について

電子契約書にて業務委託依頼をしようとしています。
その依頼内容は著作物を含むことから、契約書に著作権譲渡の条項を記載します。
そこで質問なのですが、

①電子契約書(署名)にて著作物の権利譲渡は可能でしょうか。
②調べたところ長期の電子署名でも10年毎に更新が必要なようですが、それは依頼主側(片方)が更新し続ければよいのでしょうか。(双方合意がなければ更新ができないでしょうか?)

よろしくお願いします。

1,文書と効力は変わらないので、可能です。
2,10年ごとの更新が必要ということは聞いたことがありません。
更新は、たとえば、文書では、3か月前の解約申し入れがないときは、自動更新される
というような記載がありますが、文書と同じように考えればいいのでは、ないですかね。
印紙代がかからないことから、今後、普及していく方法ですね。

内藤様

回答いただきありがとうございます。

失礼しました。電子署名ではなく電子証明書は有効期限があるようです。

例えば、クラウドサインという電子契約のサイトでは、以下のような記載があります。
「電子署名に加えて、有効期間が約10年とされている「タイムスタンプ」を付与することにより、電子署名データが電子証明書の有効期間内に生成されたことを証明できることに加えて、10年程度の「署名検証」が可能になり、さらに一定期間経過後に改めてタイムスタンプを付与することによって、署名検証可能な期間をより長期間に延長することもできるのです。」

https://www.cloudsign.jp/media/20211027-denshikeiyakunyuumon4/#:~:text=%E9%9B%BB%E5%AD%90%E7%BD%B2%E5%90%8D%E6%B3%95%E6%96%BD%E8%A1%8C%E8%A6%8F%E5%89%87,%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%88%E2%80%BB%EF%BC%89%E3%80%82

ということは、仮に契約書に自動更新されるという記載をしたとしても、有効期限が切れて更新しなかった場合、何かトラブルになった時に、法的証拠力がなくなってしまうということでしょうか?

また、以下のサイトに電子証明書の更新方法が記載されていますが、こちらは契約者双方で行わなければならないのでしょうか?

https://www.gmosign.com/media/electronic-contract/post-0026/#i-4

よろしくお願いいたします。

電子証明書がないと契約の成立を証明できないのか、というと
証明できる可能性はあるように思います。
また、当事者が更新を予定するなら、契約にどちらが更新の
連絡をする義務を負担するのか、怠った場合は、どんな効果や
ペナルティが生じるのかなどの条項を記載しておくことになる
でしょう。

普及が遅れている原因がわかりました。
面倒ですね。
一部の企業しか使えないですね。

内藤様

ありがとうございます。
それではやはり現状は、個人間の契約は紙のほうが安心感があるということですね。
存続条項など盛り込んでおけば、更新する必要もないと思いますし。