個人の2回目の自己破産をする際の弁護士選定について
過去に自己破産する時にお世話になった弁護士さんに2回目もお願いするべきでしょうか?個人的には1回目の自己破産の時の弁護士さんに依頼するのは気が引けます。同じ弁護士さんに依頼する場合、メリットとデメリットを教えて下さい。
顔見知りであるという点くらいでしょうか。ちなみに,当職のところに依頼される方は1回目の先生だと気が引けるという方が多いといいますか,ほぼそれです。質問者のお考えと皆さん同じですから安心ください。
1回目の自己破産時に依頼した弁護士に依頼するメリットとして考えられる点は以下のとおりです。
①1回目の自己破産時の資料準備が容易であることです。裁判所にもよりますが、前回の破産手続の際の免責許可決定書などの提出を求められる可能性がありますので、前回の弁護士が資料を保管している場合にはこれらの資料をすぐに準備することが可能です。
②前回の破産時の反省点を踏まえ、今回の破産の振り返りができることです。破産手続は、生活を再建させるための手続ですので、2度目の破産の場合には、なぜ再度破産することになったかについて、より深く考える必要があります。
そして、その検討をするにあたっては、前回の弁護士はご相談者様のご事情をよく知っていると思いますので、1回目の破産も踏まえた振り返りが一緒にできると思います。
他方、デメリットとして考えられる点は、再度借金を負ったことを厳しく指摘されご依頼をお断りされる可能性があることです。
2度目の破産手続であっても快く受任する方も多いですが(私も2度目の破産手続であっても真摯に対応いたします)、弁護士によっては2度目の破産を良く思わない方もいらっしゃいます。
その場合には、他の弁護士を検討する必要があると思います。
ご回答ありがとうございます。
同じ弁護士事務所に複数の弁護士さんがいる場合、前回の弁護士さんとは違う弁護士さんだった場合でもメリットデメリットは同じでしょうか?
と言うのも、法テラスを通して弁護士さんに相談するので弁護士さんをこちらでは選べないからこのような質問をさせて頂いております。
同じ事務所で違う弁護士の場合、私が先ほど記載したメリット①は当てはまると思いますが、私が記載したメリット②とデメリットは当てはまらないと思います。
ありがとうございます!