少額の売掛金未払いで訴訟に移行するか悩んでいます

フリーランスのシステムエンジニアです。
お客様企業の開発支援業務を再委任型の準委任契約(3ヶ月毎の更新)で請けておりました。
商流は、お客様企業-エージェント企業-私、です。
契約更新を重ね、昨年6月から8月までの3ヶ月で更新したのですが、
お客様企業の都合で7月末でお客様企業とエージェント企業の契約が終了するので、
お客様企業への開発支援業務も7月末で終了すると7月中旬ごろに最高執行責任者の方から正式に申し入れがありました。
その場で、更新した契約期間は8月末までなのだから、8月の売上げは担保するよう抗議した所、
8月からはお客様の関連企業の開発支援業務に移行してもらい、最悪案件が消失しても8月の売上げは担保するとの発言があり、お客様とエージェント企業の契約を詰めているとの事でした。
それまでの信頼関係もありましたので、8月の売上げを担保するという前提条件ありきで7月末での業務終了には同意しました(無条件同意ではありません)。
ところが、いざ8月に入っても全く話が進まず、お盆前になってエージェント企業の社長から実質案件が消失した、との連絡があり急ぎ代替案件を探すとの事でしたが連絡もまばらになり、最終的にはエージェント企業の社長が「自社の規約で払わなくて良い事になっているし、社会通念上、企業の規約が優先される」とか、「契約が成立していないので支払わない」と自分勝手で意味不明な主張をし、その後は電話・メール全ての連絡を一切無視され態度を硬化させましたので、第二東京弁護士会主催のフリーランス・トラブル110番を介して和解あっせんを申し入れました。
先日フリーランス・トラブル110番より連絡があり、相手方(エージェント企業)から既に弁護士と協議済みで話し合いに応じない、との回答がありました。
7月の相手方との会話の中で、「売上げを担保」という文言も複数回明確に用いており、私の携帯電話には自動録音機能がついているため証拠も揃っており、和解あっせんの申立ての際、相当なストレスをこらえながら文字起こしもして提出もしております。
弁護士の先生方にお伺いしたいのは、
・訴訟に移行した場合の勝ち目はどの程度なのか?肌感覚で結構ですので知りたいです。
 →こちらには非は一切なく、契約期間分の売上げを担保する事の要求を相手が認め、その証拠(通話記録)も揃っているのだから全額は無理でも勝てる裁判との認識です。
・相手方が弁護士と協議済みで話し合いを拒否してきたからには、訴訟になっても勝つ自信があるからなのだと思いますが、私の主張に何かしらの穴があるのでしょうか?
 →違法な要求はもとより、理不尽な要求すらしていない認識です。
という2点です。
売掛額は70万円程の少額ですが、我が家の唯一の収入ですので、費用倒れにならない限りは1万円でも取れればと思っています。
地方在住ですが、基本契約で東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする事になっておりますので、都内の弁護士さんに依頼することになると思います。

よろしくお願いいたします。

契約関係の確認と、従前のいきさつを吟味する必要があるでしょう。
あなたの話からすれば、勝訴的和解は、考えられます。
弁護士は、地元で、探していいすよ。
電話会議もできますので、裁判所に行く機会は少なくてすみますから。
あなたにとって、便利なほうがいいでしょう。

内藤先生

早速の回答有難うございます。
訴訟に移行する場合で凄く気になっているのが、仮に一審で勝訴しても相手方に控訴されて裁判を長引かせられた場合、費用倒れになってしまわないか?という事です。
この点は実際にはどうなのでしょうか?

素人なりに調べたところ、私のケースのような少額のある意味小競り合いの場合、控訴しても裁判所が和解するよう差し戻す事例が多いらしいですが、なにぶん初めての事ですので訴訟まで持って行くのに不安しかありません。

いろいろなケースがあるので、地元の弁護士に相談したほうが
いいでしょう。