婚家(夫の実家)を無断で占拠する “実姉夫婦と(姉夫の)兄夫婦 ” に対する法的対処
関東在住の主婦です。7年前、夫の実家(福岡県)で一人暮らしをしていた義母(夫の母)が要介護となり、私たち家族と同居する事になりました。夫は一人息子です。
“空き家” となる家の『鍵』を預かってくれたのが 近くに住む姉夫婦(私の実姉)で、両家は祖先の頃からの近所付き合いでした。
『鍵』を預ける際
・時折、通気のため窓を開放してくれたら有り難い。
・お礼に急な来客で対応が必要な時は使用してかまわない。
と伝えていましたが、今年8月知人より~(姉が) “ 自分(姉)が世話したお礼に(義母)から家をもらった、登記簿も(姉が)もっている ” と周囲に話している~旨の連絡を受けました。
登記は夫の手元にありそのような事実はありません。
むしろ義母はヒステリックでお金にルーズな姉を(数十年前クレジットで自己破産。弁護士費用は夫の母が立て替えた)敬遠していました。
確認のため9月上旬、お礼(5万円の商品券)と『鍵』の返却を求めた処、
①(義母が)元気なあいだ『鍵』はこちらで預からせてもらう
②(妹)私の家族に不幸があれば『鍵』を返す
商品券の返品と返事が届き、『鍵』の交換と「空き家管理」業者への依頼を検討していました。
10月夫の母が他界し11月上旬、逝去の通知に『鍵』返却要請を同封し送付しましたが返事はなく、通知を受け取った夫の従兄弟より電話で “ 9月に夫の実家前を通ったら表札が「姉夫婦の姓」に変わっていた” と言われました。
ストリュートビューで確認すると2021年3月の映像があり、外観上に大きな変化は感じません。
現状確認のため第三者に家の撮影を依頼していた最中、姉夫婦より手紙が届きました。
<勝手に「表札」を取り替えた事は反省しているが “郵便受け” は届くと困るので潰した。 家には**兄夫婦(姉夫の兄夫婦)が生活している。次の人が決まるまで**兄夫婦が住む権利を頂きたい>
姉夫婦が家の「鍵」を姉夫の**兄夫婦に渡し生活している内容に驚きました。
キッチンや冷蔵庫、エアコン、テレビ、洗濯機、食器、洋服など、生活用品はそのままですが、家の電気・水道などライフ・ラインは転居する時点で使用停止にしています。
11月28日第三者に依頼していた写真(10枚)が届きました。
・実家の「表札」上に姉夫側の「表札」が固定。
・実家の郵便受けは全面布ガムテープで覆われ、門扉に兄夫妻の郵便受けが固定。
・駐車場フェンスの開放され、玄関扉の右壁に手すり、勝手口の御簾、花のプランターなど生活実態が伺え、門扉近くにあった大きなゴールドクレストは伐採されていました。
兄夫婦が転居手続きを行い生活している事を認識しました。
義母の逝去通知は姉夫の兄弟にも送付しましたが連絡は一切なく、固定資産税もこちらが支払っております。
夫の実家には祖先のご仏壇があり、近くには祖先のお墓もありますが、こんな状況では帰省しても夫や私たち家族は実家に入る事ができません。
姉夫婦が『鍵』を預かってくれたのは、姉が自己破産手続きで費用を立て替えてくれた夫の母への感謝だろうと認識していましたが婚家がこのような有様となり、嫁としてご先祖様や夫 息子達に申し訳なく、現状回復も含め厳しく法的対応をしたいと思っています。
不動産侵奪(生活の事実)、器物損壊(木の伐採、ポストや表札の毀損)、窃盗罪(エアコン・冷蔵庫、キッチン、家具など財物の無断使用)プライバシーの侵害など可能でしょうか?
お恥ずかしい状況ですが、ご教唆頂けますとありがたいです。
刑事罰は極めて難しいので、そのアプローチは止めた方がいいと思います。
今のご実家の土地建物はTOKUMEIさんの夫の名義になっているということでいいでしょうか。そうだとすると夫が所有権に基づく土地建物の明渡請求訴訟を提起するか、調停申立を検討されたほうがいいと思います。
細かい事情や証拠関係を実際に把握しないと正確なところが判断できないので、弁護士に直接面談して下さい。
お忙しい折り、ご回答頂戴しありがとうございました。
資料等を準備し、刑事ではなく請求起訴で弁護士さんにご相談致いたします。