ネグレクトされていた小型犬の所有権について
汚いエサ皿に苔が生えた水、段ボールが貼り付けられた小さなゲージで外飼いされていた小型犬を保護しております。
飼い主は元々室内でゲージで飼っていましたが、散歩も行かず、トイレ掃除もせず糞尿まみれ。臭いからと外に出されてそのまま外飼いされておりました。最後にワクチンを打ったのは2年前だそうです。
見かねた共通の知人から保護してほしいとの連絡で、飼いたい人がいるから譲ってほしいと話を持ちかけたところ、いらないからあげるよ、との返事。菓子折りと一万円を渡し、現在はうちで保護しております。
が、飼い主の同居している母親からやっぱり返してほしいと言われたようで、返還を求められております。
この場合、所有権はどちらにあるのでしょうか?
契約書などは交わしておりませんので、返還しなければならないでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
いらないからあげるよ、との返事をもらって、所有者である飼い主に菓子折りと一万円を渡し、現在はあなたうちで保護しているのであれば、小型犬の売買契約が成立し、代金を支払い、引渡しを受けたことになります。契約書を作成していなくても、売買契約は有効に成立し、履行も完了しています。小型犬の所有権は、あなたに移転していますから、小型犬を返還する必要はありません。
ご回答いただきありがとうございます!安心致しました。すみません、あと2つ不安要素がありますのでアドバイスをいただけますと幸いです。
①知人から一般人が有償で犬を渡すのが違法であるという指摘をただきました。
②小型犬を購入したのは飼い主の元旦那だが、離婚をしたあとは現飼い主と暮らしていたそうです。元旦那とは連絡をとっていないとのことです。マイクロチップの登録情報が元旦那のままになっているようですが、マイクロチップ登録完了通知書はこちらにあります。
その辺りを踏まえても、返還する義務はありませんでしょうか?何度も申し訳ありません。なんとしても飼い主への返還は避けたく、よろしくお願い致します。