匿名掲示板での誹謗中傷

ハンドルネームを使用した匿名雑談サイトにてハンドルネーム宛に「お前は借金地獄の底辺」や「お前は不倫をしている」等の事実無根の誹謗中傷の投稿をされました。
誹謗中傷している人は匿名雑談サイトにて私以外のハンドルネームの方数人にも同じような誹謗中傷をしています。
共通して言えることですが個人を特定できる同定性はありません。

そこで質問なんですが、
今回誹謗中傷されている数人で打ち合わせし協力して開示請求訴訟を起こすには各自それぞれが弁護士と委任契約し書類に名前や住所を記入する必要があるのでしょうか?
代表者1名だけが弁護士と委任契約し数人分の被害をまとめて弁護士に報告し開示請求訴訟の話を進めることは可能ですか?

原則として、あなたが主張できるのはあなたの権利についてのみです。したがって、同じ人(と思われる方)があなたと第三者の方にそれぞれ、たとえば①「あなたはAである」②「XはAである」という投稿を行ったとして、Aであるの部分が名誉毀損に当たる場合、あなたが主張できるのは①投稿によりあなたの名誉が侵害されたということだけです。仮に①、②双方ともAであるという適示した事実が同一であっても、それらをまとめて複数人の代表として、一つの開示請求を行うということはできません。

伊藤先生ご回答して下さりましてありがとうございます。

私と私の友人が同じ匿名サイトにて同一人物から誹謗中傷をされ、弁護士に開示請求の依頼をしたい場合、私達は各自個別で弁護士に依頼する必要があるということでしょうか?