まもなく実刑確実の詐欺犯から、すでに仮差押えした金を回収する方法は?
高額な詐欺被害にあい、今は拘置所にいる犯人は、第1回公判を1週間後に控え、罪状をすべて認めてるので、公判は早く終わり、実刑になりそう。
なので、時間があまりなさそうです。
せめて「仮差押え」できた、わずかな金額を取り戻したいのですが、相手の国選弁護人は余り動いてくれず、刑事裁判が終わる前に示談で取り返せそうにありません。
刑務所に問い合わせると、受刑者になったら、民事裁判に出廷させられない、そんな事例もない、とのこと。
質問①相手不在では、仮差押えの本訴ができませんよね?
質問②以前、自分が依頼していた弁護士(解任済み)は、示談か本訴で取り戻すつもりだったようですが、どんな方法を取るつもりだったのか?
今、自分にできる方法をご教示ください。
急いでいます。どうか宜しくお願いいたします。
一度本訴をやったらいいでしょう。
刑務所長あてに送達はできますからね。
相手は、沈黙するか、答弁書をだしてくるか、
弁護士をつけるか、する方法がありますから、
やってみるといいでしょう。
内藤先生、今回も本当に、ありがとうございます。
素早い回答、とても助かりました。
仮差押えできてるのはわずか10万。
でも、まだ口座にはあと10万弱、残ってるらしいんです。
相手方の国選弁護人の話では。
国選弁護人は、被害弁償にまったく非協力です。
でも、相手が刑務所から出廷しなくても、本訴ができるなら、まだ時間があります。
なので、さらにその10万弱を、新たに、自分で仮差押えをしたいと思ってます。(解任した弁護士から、仮差押えしたときの資料もらって真似して)
合計、20万円弱。
質問①
ならば、本訴は、少額裁判で、できますよね?
弁護士に依頼すると、20万では費用倒れになります。
質問②
少額裁判なら、自分でやる人もいると聞いたので、自分で「少額裁判」で、本訴をやってみたいのですが、ハードル高いでしょうか?
以前弁護士に提出した証拠は、ほぼ、自分で作りました。
証拠作りや、文書作成は苦にならないほうです。
質問③
あとは、特別な段取りや、裁判用語をその都度質問したり、学んだりして、できるでしょうか?
大丈夫でしょう。
書記官が多少はアドバイスするでしょうから。