援交で知り合う前の方に脅迫的な文を送ってしまった。

私は19歳の女です。
先日出会い系サイトで援交をしようと思って相手を探していたのですが、1人の39歳男性の方が声をかけてきてカカオを交換しました。そこでメッセージのやりとりをしていたのですが、相手は北海道の方で会うのに飛行機を利用しなければならない、と言っており、もしかしたら会えないかも、と言った内容が含まれていました。私はついカッとなってしまい、相手は大学教授なのですが、援交していることを大学にばらしていいんですか?と言ってしまい、その時は何も無かったのですが、次に私が出会い系のサイトで私の悪口を書き込まれてる内容があり、私とは断定出来ないのですが、その男に書かれたと思い怖くなり、これ以上私に害を及ぼすなら、大学に援交してることをバラします。と送ってしまいました。
相手はこれは脅迫ですよ?弁護士に相談します。と言っていました。私はあまり法がわからず怖くなり、カッとなってしまったため、電話で謝りたいといって、電話で謝った時は許してくれた感じでした。その電話内容は録音してません。
その後やり取りしていると、私が返信遅いだけで、業務妨害で弁護士に相談するよ?と言われてしまいました。
電話出来ますか?と言われ、電話をしたところ、次は青年保護育成条例にひっかかるかもよと脅され、まあ俺は大事にするつもりはないけど、訴えたりとかもしないーと言っていました。私は怖くなり会うのをやめませんか?と提案したところ、少し強引に通話を切られてしまい、その後私がアカウントを削除したので、連絡は一切取れない状況です。

1 これは弁護士に相談されて、こちらの個人情報などが相手に行き渡ったりすることなどはありますか?

2 弁護士に相談されてそういった書類が届いたり、電話がかかってくることがあるでしょうか?

3 これは相手が本当に相談し、大事になることはありえますか?また、お金を払わないといけなくなる可能性はありますか。

親にはほんとにバレたくないです。私が何も考えずに送った文にとても反省しています。今後どのような事がおこるのか、こわくてたまりません。どうか回答宜しくお願い致します。

はじめまして、弁護士の寺岡と申します。
大変、怖い思いをされましたね。

1の点について。
弁護士に相談すること自体は相手の自由です。個人情報に関してですが、何をどこまで話しているかにもよります。カカオトークのIDのみだとすると、相手が質問者様の情報を得るには、開示請求という手続きが必要になり、時間も費用もかかります(そして開示されるかどうかも確実ではありません)。そこまでするかどうかはお相手の性格によるでしょう。

2の点について。
上と関連し、相手がこちらの住所や電話番号を取得まですればないとは言えません。

3の点について。
ありえるか、可能性はあるか?という問いに対してはあると言わざるを得ません。

その他気になる点について。
相手が本当に大学の教授かどうかも不明ですが、仮にそうだとすると、今回の件が大事になってより困るのは相手でしょう。社会的地位、立場がありますからね。だとすると、相手がそこまでしてくるとは私は思いません。

私が気になるのは、"返信が遅いだけで業務妨害"という相手の発言です。業務妨害というのは、刑法の威力業務妨害、偽計業務妨害のことを指すと思われますが、率直に申しあげて返信しないだけで成立する罪ではありません。相手の専門にもよりますが、法律に詳しくないにしてもそれくらいはすぐに調べればわかります。だとすると、教授という話もどこまで本当なのか…という気はしています。

また、保護条例は18歳未満の問題です。このあたりからしても相手の情報調査能力は大学教授として低すぎるのではないかと思います。

まとめると、この件が大事になる可能性は低いというのが私の意見です。