実兄からの幼少期の性的暴行について

私は性同一性障害で女性から男性に戸籍訂正したのですが、幼少期に実兄から性的暴行を受けていました。大人になってから、フラッシュバックなどの症状が出たので精神科通院中です。PTSDの診断はおりなかったのですが、現在の病状を書いた診断書とカルテ開示請求で資料はあります。損害賠償請求がしたいのですが、どこの弁護士様からも断られています。精神障害があるので思うように働けず、費用は後払いしかできないのですが…助けて頂けないでしょうか?

弁護士が依頼を断る理由としては、たとえば、①請求が認められる見込みが低い、②方針や見通しの不一致により依頼者との間の信頼関係を築けそうにない、③報酬水準が折り合わない、④その分野について知識や経験の面から自信がない、といった理由が考えられますが、①の場合は諦めた方が良いでしょうし、②の場合は相性が合いそうで信頼できそうな弁護士を探すこと等が考えられるでしょうし、③の場合はお金を貯めてまとまった着手金を支払えるようになったら報酬水準を引き上げて探してみることが考えられるかと存じます。

また、③の場合、法テラスの民事法律扶助を利用できるようであれば、法テラスに対応している弁護士で受けてくれる弁護士がいないか探すことは考えられるかと存じます。法テラスが一旦報酬を立て替えてくれますので、通常の後払いでは受けてくれない弁護士でも受けてもらえる可能性が高まるように思われます。ただ、報酬が法テラス基準の比較的低廉な水準になってしまうため、事案によっては割に合わず受けてもらえないこともあると思います。