W不倫相手をセクハラで訴えたいです
お恥ずかしながら私が加害者です。アルバイト先の上司とW不倫を約1年続けました。お相手とは先日関係が切れました。揉めた末奥様に泣きつき、奥様から私に関係を切るよう電話口でお願いされました。こちらは奥様に対しては償う義務があると申し出ましたがお断りされました。奥様はお相手も許し離婚は絶対にしないと仰ってました。更には「本人同士で納得する解決をしてほしい」とも言って頂きました。が、お相手は連絡手段を断ち一方的に縁を切りました。
その後、私も夫に自白し、夫は現在お相手に対しての慰謝料請求を某事務所に依頼中です。
夫婦関係は破綻していたと聞かされていた(大っぴらに公言していた)ものの、奥様、そして自身の夫に対しても非があるのは私なので、今後いかなる制裁も受ける覚悟はあります。しかし、何の責任もケジメもつけぬまま逃げたお相手には納得できません。
未練は一切ありません。ただただ、共同で犯した罪による不利益の半分だけでも責任を負ってほしいのです。示談交渉と解決金請求を検討しております。
【どうしても許せない内容の一部】
◆私が入社直後(不倫前)からセクハラが酷かった。お客さんや従業員の前で「レイプしやすそう」「一回だけでいいしクンニさせて」など言われたり、胸や臀部などへの接触も日常茶飯で不快だった。
◆しかし「気に入らん奴は店長権限でいつでも辞めさせることできるから」という発言が常にプレッシャーだった。
◆社員しか閲覧できない資料等を見せられたりしながら、社員にさせて店長を任せたい、の様な内容(明言はされておらず証拠もない。資料の一部や近しい会話なら残っている)を度々言われ、つい期待してしまった。
◆「頭が悪い」「(社員になりたければ)もっと頑張れ」等の暴言が日常茶飯で、次第に時間外労働が増えた。(店内監視カメラに記録が残っているかも)
◆不倫は良くないと何度も訴え離れようとしたものの、職場を失う恐怖もあり結局戻る。
◆不倫開始直後、合意なくいつの間にか中出しされ、緊急避妊薬の処方と服用を強く強く求められた。(仕事の立場上断れない事情があったものの、結果的には私が1人で来院し、自分の意思で服用)→その後生理不順になり現在も困っている(カレンダー記録あり)
◆不妊経験も出産経験もある私にとっては中絶したかの様な感覚で、罪悪感と自己嫌悪が益々増えた。自業自得だが、この一件から精神不安定になり自傷行為も始まる。不倫するまでは自他共に認める程良好だった夫婦仲だったが、私からしつこく離婚を切り出したり、自殺未遂に至ったり、一時期寝たきりになったり等で子供たちにも随分と辛い思いをさせてしまった。
◆それでもお相手は「自分の意志で俺といることを選んで勝手に苦しむお前の自責。全てお前の自業自得。俺は何も悪くないし一切責任はない。」や「俺に楯突くから間違うし苦しむ。俺の言う通りにすれば全て上手くいくはずやのに。」が口癖で、彼こそが正解だと益々頭がおかしくなっていった。
◆その後も避妊に非協力的で、真剣に真剣に反抗し指摘するまで続いた。
◆職場で交際の噂が立ち始め同僚から指摘され、立場の違いから私だけが自主退職。
◆大切だった仕事を2つも失い(同じ敷地内の二つの会社を掛け持ちしていた為、両方辞めざる終えなかった)、益々精神状態が悪化。→現在も不安定
【質問内容】
①夫が進行中の慰謝料請求と同時並行で私も動いてもいいのでしょうか?
②不倫に関して加害者側であることで、別件でも私は守られる権利はないのでしょうか?具体的には、一部下として、パワハラセクハラに対する慰謝料請求と、時間外労働への未払い分請求は可能でしょうか?
③残っている物的証拠では不充分かもしれません。が、パワハラ、特にセクハラは、お客様や他従業員たちへも日常的に横行していた為、複数名から証言ならとれる可能性は高いかと。たとえ証言でも証拠として認められますか?
④共同不法行為者への慰謝料請求は不可とのことですが、不倫の示談提案として、緊急避妊薬処方における費用・今後必要となるであろう自傷痕の治療費・今後必要となるであろう生理不順と精神異常への治療費・本来なら得られていたであろう収入・その他精神的苦痛への賠償金…の半分を解決金として請求する権利はありますでしょうか?
⑤お相手がこちらの要求に応える義務はないものの、示談の話し合いがしたいとの要請を奥様(彼とは連絡とれないので)にお伝えし、交渉させていただくことは法律上問題ありませんか?“正当な交渉”と“つきまとい”のボーダーがわかりません…
⑥話し合いですら断固拒否された場合、自業自得として私はもう諦めるしかないのでしょうか?
お見苦しい長文ごめんなさい。
どうかご助言いただけますと幸いです。
相手方に対して、確かに不倫していたことそのものについて請求することは原則としてできません。
ただ、パワハラ・セクハラ等、別の原因に基づく請求については、証拠関係にもよりますが請求できる可能性は、理屈上はあります。
(なお、残業代(時間外労働の未払い分)については、請求先は会社になります)
何か動ける可能性があるとしても、かなり複雑で大変な争いになることが見込まれます。
特にお聞きしている精神状態から鑑みて、ご自身で本件について動くのは避けられた方が無難かと思われます。
ここは私の経験則等からの私的な意見に過ぎませんが、あなたのご家族の立場からすると、これ以上本件にあなたが関わって
さらに心労を重ね、体調を崩される方がつらいのではないかと思います。
以上踏まえて、本件は個々の証拠等を直接確認しないと何とも言い難い紛争かと思われますので、
お近くの弁護士事務所にて対面で相談されることをお勧めいたします。
匿名A様
早速のお返事ありがとうございます。そして、厳しくも温かいご助言に感謝申し上げます。
どうしても感情に蓋ができなくなってしまっていて…。今後しっかり再出発できる為には、泥沼になってでも今きちんと後始末をつけなければ、と考えておりました。
しかし、確かに子どもたちの心情を考えると、一刻も早く忘れるのが1番な状況なのかもしれませんね。
ご助言を参考に、一度対面相談に赴こうかと。家族の事や体調を考慮しながら、そして、関わらない方向性も視野に入れつつ、慎重に今後の方針を定めてゆきたいと思います。
一歩踏み出す勇気が持てました。相談して良かったです。親身になってご対応くださり本当に本当にありがとうございました。