親族間でのモラハラについて
母が30年以上叔父(母の弟)からモラハラを受けています。母は4人姉弟(長男・長女・母・弟)で長男・長女は30年以上前から両親・母達他の兄弟との折り合いが悪く、疎遠かつ遠方在住で、祖父母が体調を崩し入院等をするようになると祖父母と同じ敷地内に住んでいた母と近所に住んでいた叔父とで祖父母の世話(介護含)をしていました。殆どは母がしていましたが、祖父母の金銭管理は当時から叔父がしていたようです。
祖父母には私と弟も可愛がられ、近所に住んでいる叔父夫婦とも頻繁に会っていましたが、叔父夫婦には子供がいなったこともあり、何度か母に私を養子に欲しいと頼まれたようで(母には子供がもう一人いるんだから一人ぐらい貰ってもいいだろうと言ったらしく、母は何度も断ったそうです)それなりに可愛がってもらったとは思っています。しかし私が中学生になった頃からやたらと干渉するようになり、特に服装やメイクなど(当時はしていませんでしたが)にうるさく、ただ色付きリップを塗っただけで「水商売女みたいに色気付きやがって」などと大声で言われ、その後も酔っぱらってはいきなり家に来て、スカ-トが短いなどと難癖をつけられ、正座させられた挙句、灰皿で殴られたり、怒鳴られるなどの繰り返しだった為、顔を合わせるのが嫌になった私は叔父と距離を取るようになり、その後結婚し、家を出たことでますます疎遠になりました。弟も同じように暴言を吐かれたり、理不尽なことで言いがかりをつけられることに嫌気が差し、家を出て以来、私同様疎遠です。(現在は結婚し、県外在住)
20年程前に祖父が病死し、間もなく祖母が認知症を患った為、施設に入所し、その手続きや面会や着替えの差し入れ等身の回りの世話を母が担当し、叔父は祖母の入所費用などの金銭管理や祖父から祖母名義になった土地の管理をしていました。(祖母が相続した預貯金や土地はかなりの額だったと思いますが、未だに当時から現在までの収支を叔父に聞いても怒るだけでハッキリと答えない為、母も詳細は把握していません)当時は今ほどひどい暴言を吐くような事はなかったようですが、事あるごとに私や弟のことを詰っては母を責めてはいたようです。そして祖母が今年初めに亡くなり、現在、遺産相続の手続きの最中ですが、何故か母の自宅の権利書を取り上げ、返して欲しいと言ったら怒り出し、他にも母名義の土地の権利書を見せてほしいと頼んだだけで、激高し「俺を信用できないのか」と言い、胸倉を掴まれ、「火をつけて住めなくしてやる」などの脅迫を受けたそうです。尚且つ今まで母に「してやった」(と叔父言っている)ことに関して全て請求してやるなど理不尽極まりない要求を突きつけ、母を責めているようです。母は叔父に一度も金銭の貸し借りをしたことはないが、叔父の性格上、借用書等を偽造されないか心配しているようです。
最近は私や弟に叔父の土地の相続権を放棄する書面に署名捺印をさせるから居所を教えろと言ったらしく、言わないならいくらでも調べる方法はあるなどと言ってくる始末で、私たち姉弟も困り果てています。そもそも叔父の子供でもない私たち姉弟に土地を相続する権利なんてないはずです。叔父が言っている「自分(叔父宅)の家の相続を放棄させる」とはどういう意味なのでしょうか?叔父と私達が養子縁組をしているわけでもないですし、叔父が何をしたいのか全く分かりません。その上、酩酊状態で母の携帯に昼夜を問わず電話を掛けて呼び出したり、応じないと家に押しかけ、脅したり、暴言を吐く、言いがかりをつけるの繰り返しで叔父の常軌を逸した行動に母も疲弊困憊している上、3年前に脳梗塞を発症した事もあり(現在も投薬治療中)、叔父から受けるストレスで再発しないか心配です。
母には叔父と物理的に距離を取った方がいいと思い、家を売って私達と暮らすことを何度か提案しましたが、私達夫婦に迷惑を掛けたくないこと、祖父から譲り受けた大事な土地と家だからと家を売ること自体にはあまり乗り気ではなく、法テラスや人権相談(法務局)や警察にも相談しましたが、調停を勧められただけでした。相談する前に家裁での調停は当然考えましたが、叔父が呼び出しに応じなかったらそれまでですし、その後の報復が怖いと母が怯えた為、調停はするだけ無駄だなと諦めました。訴訟も考えましたが、モラハラを示す証拠になるような動画や音声データ等がない上、母の年齢や年金のみの収入では精神的にも経済的にも負担が大き過ぎると思い、ひとまず弁護士名での内容証明(警告文)を出すことを検討している状況ですが、他にも方法があればアドバイスを頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
いくつか問題がからみあって複雑になっていますので、一つ一つ考えていきましょう。
まず、お祖母様の遺産相続の問題ですが、遺産の概要については叔父に聞き出さなくともある程度の調査は可能です。たとえばお祖父様・お祖母様名義の不動産であれば、相続人の立場から名寄帳を確認することなどの方法があります。
次に、叔父の言う相談者さまや弟に「叔父の土地の相続権を放棄する書面に署名捺印をさせる」という点は趣旨が不明です。ただ、お母様を飛び越えて相談者さまが相続人になる可能性があるとすれば遺言書の存在などが考えられます。
また叔父の誤解で、相談者さまの将来の相続権を今のうちに放棄させようとしているのかもしれません。ただ、死んでいない方の遺産をあらかじめ相続放棄することは法律上認められておりません。
何かしらの誤解の可能性もありますが、ともかく意味の分からない書類にハンコをつかないこと、印鑑登録証明書を渡さないことを心がけましょう。この点はお母様にも強調しておいた方が良いでしょう。関わり合いになることを疎ましく思い、全部譲る書類に判を押してしまう話はよくあります。
叔父からの直接の連絡を絶つ方法としては、代理人弁護士を間に挟み、連絡窓口とする方法が考えられます。内容証明を検討とのことですので、その弁護士によく事情を伝え対応を協議してください。
また、遺産分割調停は当事者の欠席などで成立しない場合、審判という手続きに移行して解決できるルートもあります。
まずは思いつくところを列挙しました。叔父の性格、パーソナリティによっては警察や福祉の協力を得る場面もあるかもしれませんが、まずは弁護士と対面でのご相談をしてみてください。
早急に代理人弁護士を立て内容証明等早急に
対応します。丁寧にアドバイス頂きありがとうございます。