お金を貸した人に飛ばれました。

3月15日に車の修理費が必要だといわれ20万振り込んでしまいました。
3月23日現在、この日に借用書を記入する約束でしたがいきなり全てのSNSを遮断され会話ができません。
振り込んだ相手の年齢と名前、福島市に住んでる事
職場の名前(場所は分かりません。)しか知らないのです。
どうにかして返済を促すことはできないでしょうか…

振り込んだ相手の年齢と名前、福島市に住んでる事
職場の名前(場所は分かりません。)しか知らないのです。
どうにかして返済を促すことはできないでしょうか…

→返済を促すには相手を特定する必要があります。
残念ながらご相談内容にご記載の情報だけでは、相手の特定が難しいと思われます。

立証できるかどうかはともかくとして、事実関係からしますと、最初から騙す意図があったことを推認しうる状況のように思われますので、LINEのやりとりのスクリーンショット等の証拠となりうる資料をまとめて警察署に行き詐欺罪で被害届を出せないか相談されることをおすすめいたします。

基本的に警察が動けば、先方を特定することは容易かと存じます。

他方、警察に動いてもらえない場合は、たとえば、振込先口座の支店の所在地を管轄する簡易裁判所に貸金返還請求訴訟を提起することが考えられます。

具体的には訴訟提起時点においては振込先口座の名義と口座番号で被告を特定し、その後、裁判所に申し立てて銀行に調査嘱託をかけて銀行に届け出ている先方の住所を特定し、住民票等をとって現住所を突き止めて訴状を送達する方法が考えられます。

ただ、苦労して勝訴判決をとったところで目ぼしい財産や定期的な収入がないと強制的な回収は見込めない可能性が高いので、警察に動いてもらえない場合は事実上泣き寝入りせざるを得ないかもしれません。