返済能力の無い相手から元本以上の取り立てを行いたい

友人に二年掛けて100万近くお金を貸しました、全て向こう側の生活の困窮や緊急の事態が組み合わさって出来たもので、一応なりにも疑いの欠片は排除出来ませんが信じております。
返済が開始出来そうだった三年目で給料日未払いの事態に陥り退職、現在も解決していません。四年目に新職で初給料前日にトラブルが発生して給料取り下げ。五年目現在、精神障害者である向こう側の体調悪化で三度期限を破られています。
私自身も障害年金暮らしで近年父を亡くし、母と二人きりの生活でお金に困窮する中、向こうとの約束の反故が酷く個人的な慰謝料として倍額の返済を互いに同意しました。今ではそれが話し合いで膨らんで四百万に跳ね上がっています。
元々生活保護を受けていた相手に財源が無いのを分かっていて要求するのも変な話ですが、全て返済予定の前日ドタキャンの連続なのでどうしても元本の取り立てだけでは納得いきません。
免許証も保険証も無く身分を証明する物が無い相手からどうやってこれ以上返済を迫ればいいのか分からなくなりました。
私も愚かだとは思いますが、知恵を授けてくださるとありがたいです。

基本的に単に借金の返済が滞ったからといって慰謝料を請求することはできませんし、あなたが貸したのは100万円であるにもかかわらず、5年で残高が400万になっているのであれば、利息制限法を大きく上回る暴利行為とみなされかねません。その場合、法的に元本を返済する必要もないと判断される可能性もございます。ですので、今後の請求は貸した金額と利息制限法の範囲内での約定利息の合計額の範囲内にとどめておいた方が良いかと存じます。

いずれにせよ、目ぼしい財産もなく、定期的な収入もない相手から強制的に回収することは極めて困難ですので、現段階でできることとしては、たとえば、相手の協力が得られるのであれば、無理のない返済スケジュールを立てた上で返済が滞ったら全額返済する義務が生じるような執行認諾文言付公正証書を作成して、返済が滞ったらいつでも強制執行をかけられるようにしておくといったことが考えられるかと存じます。

慰謝料として成立するかはわかりませんが、加算したのは約束をした連絡の滞り(五年間守られた事は一度もなく酷い時は半年連絡が取れませんでした)反省の無い態度、こちらの状況を把握せず債務者として反論するなど頻繁にあり、強迫障害がこちらにあると知っていながら無意識にしていた事への圧力でもあります。
利率にあった取り立てをしたいのは山々ですが、いくらか目を通しても理解し辛く妥当な金額が分からないのも事実です。