高額な延滞金を執拗に請求されて困っています。
毎月の21,800円のローン支払いが今年の1月分だけ27日遅れてしまい、その際延滞金を5,966円も請求されていました。
あまりに高額ではないかと思い、2/22に遅れていた月額分のみ支払いました。
その後も延滞金のみが増え続け、3/16時点で14,249円を請求されています。
延滞金の延滞金だけで8千円以上も22日間に増えるものでしょうか?
今後も放置しておくと恐ろしい勢いで請求額が増えそうで怖いです。
また、ショートメールに振込先を記載して請求してきているので、振り込め詐欺も疑っています。
ちなみにローン残金は2月時点で161万円あります。
以上、ご相談申し上げます。
延滞金(法的には、遅延損害金と言います。)は、元金(今回は161万円)に対して利率・日数をかけて算出します。21,800円に対して利率等をかけるわけではありません。延滞金の延滞金というものはなく、あくまで元金に対して、遅れ分として日々、発生していきます。
契約内容がはっきりしませんが、あり得る金額ではあるようです。
返済が追い付かないのであれば、弁護士を通じて債務整理をした方がいいかも知れません。
早速のご回答誠にありがとうございます。
> あくまで元金に対して、遅れ分として日々、発生していきます。
これに関しては、「2/22に遅れていた月額分のみ支払い」をした時点で「日々発生」するものではないという認識です。
最初の 5,966円で停止しているならまだ分かりますが、実際には支払いを済ませた後も「22日間で8千円以上」も遅延損害金が増え続けています。これについてはどのように考え対応したらよろしいでしょうか。
〉 「2/22に遅れていた月額分のみ支払い」をした時点で「日々発生」するものではないという認識です。
これが誤解です。一旦遅れると、その後は「利息の代わりに」延滞金(遅延損害金)を加算されます。期限の利益を喪失した状態です。
ただ、債権者の運用(温情)で、延滞を解消したと認めて期限の利益を再度付与し、利息の方に戻すことがあるに過ぎません。
「利息に加えて」延滞金が発生している場合は、合計額が元金に対して年当たり20パーセントを超えると、超えた部分は無効になります。
あとは、払えるか払えないかにより、弁護士に依頼するかを判断することになります。
ご回答誠にありがとうございます。
たった一度たとえ数日遅れたとしても「期限の利益」は喪失するという仕組みがこの度身に染みてよくわかりました。いままで他でも遅れたことがありましたが、すべて300円程度の遅延損害金のみで済んでいたので、それが当たり前だと思っていました。
それがまさか誤解だとは夢にも思いませんでした。
今後はたとえきちんと月々の支払を続けていったとしても、「温情」が示されない限りは、この遅延損害金が利息とは別に完済時まで請求され続けていくということで理解をいたしました。
年あたり残金の20%はさすがに払い続けることができません。
今後きちんと所定の分割金を払っても「温情」が示されることなく、このままずっと残金の年20%が請求され続けるようであれば、弁護士さんへの依頼も検討しなければならないと思います。
この度は丁寧にご回答いただき誠にありがとうございました。