ダブル不倫の慰謝料請求された側 肩代わり
ダブル不倫です。
彼の奥さんに12月バレました。
3月に入り、内容証明の封書が届き…弁護士をつけ、慰謝料請求されています。
慌てて私も弁護士さんに相談しており、つける予定です。
そこで…
彼が慰謝料を肩代わりしてくれると口では言っていますが、かなり奥さんの監視の目が厳しく、本当に肩代わりしてくれるのか微妙なところです。
現在、私の弁護士さんには、彼とはバレた12月に終わっていて連絡を取っていないと伝えています。が、実際は1週間に1度、5分程度の連絡がきています。
この現状を、自分の弁護士さんに伝えた方がいいのか…伝えると何か不利があるのか。
彼が肩代わりをしてくれるのなら、求償権も放棄してなるべく減額の提示をしたいですし、肩代わりしてもらえないのならば、求償権を使って、あまり減額せず、成功報酬を低くし、トータルとして私の負担額減額を考えています。
都合の良い話かもしれませんが、お金もなく本当に困っています。
回答頂けますと助かります。
あなたと彼は奥さんとの関係では共同不法行為を行った者同士となるので、彼があなたの債務を肩代わりするというのは、法的にはあなたが彼に対して100%求償する趣旨だと解される可能性もあります。ですので、あなたが示談書等において彼に対する求償権を放棄すれば、彼が口約束を反故にする際にそれを根拠に肩代わりに応じてもらえないリスクが増します。いずれにせよ、口約束を安易に信じることは避けた方がよいかと存じます。
一般論としてはお金を出して弁護士を雇うのであれば、弁護士に対しては嘘をつかずにありのままを伝えておいた方がよいと思います。そうしなければ、せっかくお金を出して得たアドバイスや交渉結果も前提が異なると無意味になる可能性がありますので。また、嘘の程度によっては信頼関係が維持できないことを理由に辞任されるおそれもあります。
成功報酬があまり高くなると経済的に苦しい旨や彼から肩代わりすると言っている旨についても率直に相談した上で、それでもなお誠実に対応してくれそうな弁護士に依頼するのがよいかと存じます。
ご回答ありがとうございます!
そうでしたか…求償権の放棄をして、彼に肩代わりさせるというのは、法的に理にかなってないわけですね…
そうしたら、減額交渉は厳しいですね…
肩代わりしてくれそう、という口約束の段階を確固たるものにしたい場合の方法はありますでしょうか?
もちろん、奥さんにバレては大変なことになりますので、そのリスクが怖いのですが…
ただ、封書には、再度連絡とらないように、のような文面はありませんでした。
W不倫の場合、本来は四者間で合意しないかぎり、慰謝料の請求・負担関係について不確定要素が残りますので、仮に今回不倫の事実を知っている三者間で合意する場合、あなたのご主人から彼に対して慰謝料請求があった場合にどのような清算をするかどうか等についても合意書に規定されることが想定されます。同様に、彼の奥さんからしてみれば婚姻関係を継続するのであれば、基本的に財布は一つと考えていらっしゃると思いますので、奥さんの弁護士としては、彼があなたに対して肩代わりの趣旨で補償することを防ぐための規定を合意書に入れてくる可能性が十分あるかと存じます。
ですので、彼から肩代わりを受けられるであろうことを前提に交渉を進めるのはおすすめできません。一方、結果として合意書に特に肩代わりを防ぐような規定が入れられなかった場合、彼から任意に補償してもらうことは多少リスクを伴いますが、可能かと存じます。
たびたび失礼します
合意書というのは、いつおこすものですか?
訴訟に至らず示談できれば、通常は示談できた段階で慰謝料のやり取りをする前に示談内容を証する書面として合意書や示談書が交わされることになります。
わかりました。ありがとうございました。