弁護士さんへの疑問など

刑事事件で在宅起訴から国選弁護人に弁護して頂いています。

相手方への示談で、毎月いくらずつ払えるか弁護士さんから聞かれ、はじめは毎月3万円と答えていましたが、色々と考えた結果、被害弁済は出来ないと自己判断し、弁護士さんへ伝えました。
実刑になっても仕方ないかなと思っています。むしろ、実刑の方がいいかもしれないと思っていました。

しかし、家族を想うと、そういうわけにはいかず、やはり頑張って被害弁済していこうと弁護士さんへ伝えました。

すると、弁護士さんから『考えを変えないでくれ、私に恥をかかさないでくれ』と、、

国選弁護人と私選との違いをネットで見てはいましたが、こんなに違うものなのか、本来弁護士さんというのは、こういうものなのでしょうか?

質問です。

1.在宅起訴から実刑になった場合、控訴する場合は国選弁護人を変更できますか?

2.在宅起訴から実刑になった場合、その場で勾留され刑務所に入るのでしょうか?

3.一実刑判決、執行猶予されなかった場合、控訴後に被害弁済をしても状況は変わらないでしょうか?

4.弁護士さんは質問とズレた答えをするとなぜ怒るのでしょうか?
気持ちの変化、考慮とかは無いのでしょうか。

5.弁護士さんへクレームはどこに言えばいいでしょうか。

回答に先立ち、国選弁護人の費用はあなたが出している訳ではなく、あなたが雇った弁護士ではないことをご理解ください。

1.在宅起訴から実刑になった場合、控訴する場合は国選弁護人を変更できますか?
→そもそも、あなたに変更権はありません。一審の弁護人があえて控訴審での継続を希望する上申書を出して、裁判所が特別に許可しない限り、別の国選弁護人になるでしょう。
国選弁護人が決まるプロセスには地域差がありますが、弁護士の方で事件を選んでいく方法、法テラスが名簿順に打診していく方法などがあります。

2.在宅起訴から実刑になった場合、その場で勾留され刑務所に入るのでしょうか?
→実刑判決の確定後に、収監される日と出頭場所についての通知が来ます。

3.一実刑判決、執行猶予されなかった場合、控訴後に被害弁済をしても状況は変わらないでしょうか?
→有利に考慮される可能性はありますが、確実に減刑される保証はありません。

4.弁護士さんは質問とズレた答えをするとなぜ怒るのでしょうか?
気持ちの変化、考慮とかは無いのでしょうか。
→分割払いの示談では、有利な判決が出たとたんに賠償義務を放り出す被告人もおり、分割で払っていけることの保証がないと被害者に伝えることはできません(被害者から弁護人がクレームを受けることもある)。
突然方針転換をして「分割で払いたい」と言われても、信用できず被害者には伝えられない可能性があります。せめて頭金として、まとまった額を用意してみてはどうでしょうか。

5.弁護士さんへクレームはどこに言えばいいでしょうか。
→弁護人とよく話し合って解決してください。また、他の弁護士のセカンドオピニオンを有料で求めてもいいかもしれません。弁護士会の苦情窓口というのもありますが、うかがった事情では弁護人側に落ち度はないように思われます。