銀行のミスで融資審査落ちって仕方ないですか?

昨年の11月初旬に運送業を創業したいと地方銀行に相談に行き、何度も足を運び事業計画を立てやっとの思いで資料を揃え金融公庫と銀行の協調融資を申し込むところまで来ました。そんな中、先週銀行担当者より連絡があり保証協会の方で審査が通らなかったと言われ、理由を聞いたら運送許可を取得していない為とのこと。この許可申請をするにあたり資金が足らないので銀行に相談し、取得予定でも融資審査は通せると銀行担当者から打診されていた最も重要事項でしたので今更それを理由にされるのは納得行きません。その件をクリア出来なければ諦める覚悟で融資相談をし全面的に任せて欲しいと言われお願いしましたし、銀行からまずは会社を作るよう言われて11月半ばに法人を作りました。融資がおりるまで期間限定の仕事をしながら準備を進めて来ました。この4ヶ月間が無意味なものになりそうで、どうして良いかわかりません。
この様に銀行の初歩的ミス確認ミスにより融資を受けられず事業を断念するというのはよくあることなのでしょうか?一緒に進めてくれていた公庫の担当者も銀行の対応はおかしいと不信感を抱いている状態です。準備に費やしたお金も時間も返して欲しいです。本当に悔しいので、何か策は無いでしょうか?銀行の次長に入ってもらい話をしましたが、銀行の不利になる様な事は隠し、持ち家や土地を担保に入れろ、金利を上げる、中古のトラックを購入では無くリースに切り替えろとリスクが増える提案をされました。もうこれは創業を支援する融資では無く弱いものいじめ、その気にさせておいて地獄に落とすとしか思えません。
アドバイス宜しくお願い致します。

融資の理由について、銀行の認識に誤りがあったのか、銀行の説明に誤りがあったのか、
わかりませんが、その誤りは、融資申込者にとっては、銀行の過失といえるでしょうね。
そのあたりの事情について、銀行宛てに、質問書を送って、正式な回答をもらってから、
再度検討するといいでしょう。

一般的に銀行の融資担当者は言質を取られないように言葉を選ぶ傾向がございますので、何の留保もなく「取得予定でも融資審査は通せる」と断言することは稀のように思われます。仮に断言されていた場合であっても録音等の証拠がないかぎり水掛け論となりますので、証拠となりうる書面等がないのであれば、あなたが銀行に対して損害賠償を求めることは極めて難しい状況のように思われます。

そもそも信用保証協会を利用した融資は、基本的に貸倒リスクを銀行ではなく信用保証協会が負う仕組みとなっておりますので、客観的に見ても銀行は融資実行の可否を断言できる立場にありません。その点で、仮に訴訟になった場合であっても、信用保証協会を利用した融資にもかかわらず、銀行の融資担当者の言葉を鵜呑みにしてしまったという点において、事業者として見通しが甘かったと判断される可能性も十分あります。

基本的には消費者ではなく事業者として契約等の交渉を行う場合、他人の言うことを根拠なく信じることは避け、ご自身でリスク状況等を分析される必要(=今回の件でしたら貸倒リスクを負うのは銀行ではなく信用保証協会なのだから銀行の融資担当者の発言は話半分に聞いておき、信用保証協会の審査が下りないリスクを考慮しておく必要)がございますので、今回の件は泣き寝入りせざるを得ない状況かもしれませんが、ぜひ今後の糧としてください。

回答ありがとうございました。明らかに銀行の対応は悪質ですので、全銀行協会に全てを話そうと思います。その後は、銀行融資は諦めその銀行との取引は一切やめようと思います。それと、銀行を擁護するような弁護士には騙されないように気をつけようと思います。