ニセ弁護士(?)からの示談交渉について【緊急】

被害者が外国人で日本語ができないため代理でご相談します。

先月末に職場で同僚より暴行を受けて全治1週間、警察と病院へ行きました。被害者が職場復帰を望んでいることもあり、今回の件については事件化したくないとのことで慰謝料は求めず、治療費と1週間分の休業補償で示談を進めたいと希望しました。
しかし先方が、治療費のみの支払いにしか応じず休業補償を求めるなら弁護士をたてて訴えると言ってきたので仕方なく被害届を出しました。(加害者も外国人で暴行を認めています。とにかく弁護士からの連絡が欲しい。そして示談で終わらせたいと先方には伝えていました。)被害届を出したことを先方に伝えると、突然弁護士から示談の連絡がありました。(本当にいたのかと驚いています)

ここで質問です。

①なぜ示談交渉の時点で弁護士が出てこなかったのか、またお名前や弁護士事務所、エリア、英語が話せる等、検索してもヒットしないため本当に弁護士なのか不安です。この場合、先方に弁護士番号を聞いても失礼に当たらないでしょうか?

②今回被害者は示談書で署名捺印をもって示談成立したいと考えています。(示談書の読み合わせ、英文も含め)通常、示談書の署名捺印はどこで行われますか?相手の弁護士に不信感しかないので、こちらで弁護士を立て示談書までお願いした方が良いのか、このまま進めていって大丈夫なのか悩んでいます。

③今日の10時に弁護士より連絡があります。私はあくまで代理人ということで話を進めていくのですが、注意すべき点や一般的な進め方などを教えて頂ければと思います。

被害者が希望しているのは
①今回の傷害事件についての謝罪と二度と職場での暴力を振るわないと違うこと。また、2度目はすぐに被害届を出し、慰謝料も請求する。
②今回の傷害事件について治療料及び7日分の休業補償を求める

以上2点です。よろしくお願い致します。

③について。

当事者間の話し合いの際に、被害者が日本語が話せず法律事務所での相談などで通訳としてサポートしていました。途中から加害者側とは直接連絡したくないとの事で被害者の希望などを先方に伝えていたのですがこれは非弁行為に当たりますか?友人としてサポートしているのでもちろん報酬は受け取っていません。

①今もまだ示談交渉の範疇かと存じます。弁護士に依頼するタイミングは人ぞれぞれですので、特にその点は不審ではありません。
登録番号をお聞きになることは問題ございません。氏名・事務所名等を日本弁護士連合会のHPでまずは検索されるのがよろしいかと思います。
https://www.nichibenren.jp/member_general/lawyerandcorpsearchselect/corpInfoSearchInput/changeBarSearch/?_ga=2.240600579.1080316550.1612914948-603424044.1611705237

②郵送で取り交わす事が多いですが、対面などでも差し支えはございません。傷害事件ということですから、郵送での取り交わすがやや望ましいかと思います。
相手方弁護士が弁護士でないのであれば、代理権があるか(有効な示談か)不明ですので、話を進める前にまずはその点からご確認ください。

③最終的に示談書を交わすまでは具体的な約束をしないほうがよいでしょう。被害者の方のご希望は妥当なものかと思います。
ご相談者さまが代理人として示談交渉をすることは、諸事情によっては弁護士法違反となる可能性もありますので、不明点があればお近くの法律事務所にご相談されるのが望ましいです。