少額の債権回収、自作書類の内容に追加したい項目があるが加えて良いのか分からない。

2019年に初めてのお取引先にご依頼をもらい納品を済ませました。年末でしたのでお支払は2020年となりましたが2月にならないと支払えないと言うのでその理由を聞いてみると、私(フリーランス)の納品した衣装を使う公演が2月に終わる、終われば売上金が入るのでそれでお支払します。との説明を了承しました(書類は無くメールなどは残っている)しかしお振込みは1度も無く緊急事態宣言によりその後の売り上げが無いから今は支払えない、夏頃になれば新たな公演が出きるであろうからそれが終われば支払う。今は手元に給付金が届かないから来月に支払います。こちらがメール、LINE、など送れるものは全て使って何度も催促、時には直接お話しもしました。2021年になっても状況は変わりません。現在は何とか分割払いのお約束をしてもらえたのでその書類を作ろうと思うのですが、この内容に加えたい項目が有ります。それは公演に協賛していた会社の名前も記載して「分割払いが滞った場合は協賛会社へご請求先を変更します」としたいのです。これは法的に考えると脅しなどになるのでしょうか?書類に書き加えて良いものでしょうか?捕捉しますと未払分は材料費等の私が立替えしている分で領収書は先方に提出しています。私の収入は先払いしてもらいました。請求金額は高額ではないため少額裁判もしくはお勉強代と考え諦めるしか手がありません。私もコロナの影響で収入減なので何とかしたいです。もし書類に協賛会社を加えることが出来ないのならば他に何か道は有りますか?それも知りたいです。やはり素人が1年頑張っても何も出来ませんでした。内容証明も早々に送ったのですが受取拒否され私の手元に戻りました。こちらの文章で伝わりますでしょうか?宜しくお願い致します。

ご相談者さまは、衣装の代金を協賛会社に対して請求する権利をそもそもお持ちではないと思われるケースです。

ご相談の条項を分割払いの約束をする契約書に付け加えたとしても、協賛会社には請求できません。
そうすると、ご検討されている条項を加えることに実益はありません。

取引先が企業であれば、代表者本人と可能であれば配偶者に債務の連帯保証をしてもらってみてはいかがでしょうか。
個人であっても連帯保証人を入れることを要望してみてください。当然、連帯保証人の資力や銀行口座等は可能な限り把握しておいてください。

早速のご回答本当にありがたいです。しかもとても分かりやすいご説明で理解できました。やり取りをしているのは会社の代表の方です。ご回答の最後の方書いてある連帯保証人ですが取引先の個人情報はどの様に調べるのでしょうか?又私のような個人が調べて良いものでしょうか?

相手方の資力等の情報については、連帯保証してもらうのに必要ということで先方から提出してもらうほかありません。

任意に出してもらわないと、提出を強制することはできません。

連帯保証人を書類に書き加えるのは中々難しいことですね、直接本人に私が説明してもたぶん理解や納得はしてもらえないでしょう。やり取りをしている方はもう70歳を越えていて、40代の私の説明など理解しようと真剣には聞いてもらえていません。今まで何度もお話しをしてこの状況ですから。もう諦めるしか手はないのでしょうか?

率直なところ、諦めるのかどうかは請求金額と、相手方の会社に資力(財産)があるかどうか次第です。
後者については現時点では不明な点も多いでしょう。

契約関係や代金額については争いがないようですから、ご本人様で少額訴訟などを行なうことは考えられます。
その後の強制執行については相手方が取引のある銀行口座(口座番号まで)を知っていれば良いですが、知らなければ照会や開示手続きに数千円~10万円程度(どこまで調べるのか、弁護士に依頼するのかによります)費用が掛かります。
時効の問題もありますから、そろそろどうされるのかご判断いただく必要はあろうかと思います。

分かりやすくご説明してくださりありがとうございます。アドバイスを基に書類作成して先方に説明してみます。本当にありがとうございました。