匿名のアカウントからのメッセージに精神的苦痛を感じています。助けてください。
2週間ほど前から匿名のアカウントからInstagramで不快なメッセージが届いていてとても辛いです。アカウントの名前が「被害者」となっていてdmで「あなたを忘れたい」や、「あなたのせいで今も苦しんでいます。」や、「自分のしたことを無かったことにするんですか。」といった内容が来ています。また、dmを制限している間はプロフィール欄で似たような内容を書いてアカウントを変えて何度もフォローリクエストがきました。返信はしていませんが、無視をし続けていると私の交際相手のTwitter、Instagramに私の実名入りで「〇〇の過去を知っています。」や、「あなたの彼女(イニシャル)は過去にこんなひどいことをしていたんですよ」と言ったメッセージがきていました。メッセージを送ってきている人物を特定し、しっかりとした方法で辞めさせたいと考えています。
どんな法的処置が可能なのかを教えていただけるとありがたいです。
2週間、かなりの頻度で来ているのでとても精神的な苦痛を感じています。助けてください。
メッセージやフォローによる嫌がらせだけでは法的処置は難しいかもしれません。具体的にどのような処置ができるかは、されたことのスクリーンショットをもって弁護士に相談してみてください。
基本方針としてはつらいと思いますが、TwitterやInstagramで通報を繰り返すのみとなります。
相手にするとよくないので、淡々と対処していくのが大事だと思います。
あなた自身へのメッセージやあなたの交際相手に対するメッセージはストーカー規制法違反に該当する可能性が高いと思われますので、あなたご自身でやめさせようとせずに、早急に警察署に相談して被害届を提出し、身の安全を確保された方が良いかと存じます。
執拗にメッセージを送ったり、名誉を害する事項を告げるのは、それぞれストーカー規制防止法2条1項5号及び7号に該当しうる行為で、実際エスカレートして危害が及ぶ可能性も少なくないため、類型的に危険な行為として列挙されています。
警察での対応は担当者によって大きく異なり、場合によっては加害者が特定されていないこと等を理由に被害届の提出や捜査の着手を事実上拒まれるかもしれませんが、たとえば「弁護士にも相談している」「小金井ストーカー殺人未遂事件のようにSNS上でのストーカー行為がエスカレートして私自身に危害が及ぶかもしれないことを懸念している」と言えば、警察官の態度も変わるかもしれません。
それでも被害届の受理や捜査の着手に難色を示されたら「できれば同じ女性の警察官に対応してほしい」「被害届を受理していただけず、適切な措置を講じていただけないのであれば、再度弁護士にも相談する」と言うことが考えられるかと思います。
なお、警察署に相談される際は、証拠となるメッセージ等を保存して持参するとともに、メッセージを送ってきている人物として心当たりのある人をメモしておくと良いかと存じます。