インターネットの職場批判の書き込みで、職場から訴訟される可能性はどれくらい?
以前私はパワハラを職場で受け、適応障害になりました。その件について会社に訴えましたが、医師による適応障害の診断書を提出したにも関わらず、前職でのパワハラは認められませんでした。
そこでつい魔が差してしまい、某クチコミサイトに上司のパワハラがあったと、職場の批判を書き込んでしまいました(※ただし、すべて事実に基づいて書きました)。
それ以降、前の職場から訴訟を起こされるのではないかと非常に不安です。
今後、職場から訴訟される可能性はどれくらいあるのでしょうか。
また、対策としてどのような準備をすればよろしいでしょうか。
インターネット問題に詳しい方のご意見を聞かせていただければと思います。
会社の体質やそういった問題に対応する場所の方針等もありますので,一概に可能性を論じることは難しい問題です。
ただ,一般的には些細な批判の書き込み程度であれば,会社としては削除こそすれ,書き込み主に損害賠償まで求めるということは多いとは言えません。
現時点でできることとすれば,当該書き込みを一刻も早く削除し,会社や当該上司の名誉権侵害の程度をできる限り抑えることくらいでしょうか。
また,会社側が損害賠償請求をするとしたら,その前提として発信者情報開示を求められることとなります。
任意開示請求が求められた場合,プロバイダから当該請求に対して回答や意見を求められることとなります。
そのタイミングで任意開示に応じる旨を回答し,相手方と連絡をとり,謝罪・示談により賠償額の減額を申し出るなどの行動をとることが望ましい場合もあります。
追記です。次のようにサイトに書きました。
「当時の社長から、騒音の中で業務強制、言いがかりをつけられるなど数多くのパワハラを受け、精神的に限界を迎えました。私以外の職員もパワハラの被害を受けました。
当時の社長は高圧的な人物で、かつ上層部の指示に黙って従う人でした(以下略)」
以上のような書き込みは、実際に訴訟を起こされる可能性はどのくらいございますでしょうか