真夜中の風呂からの騒音を止めて欲しい。良い手立てはないでしょうか?

上階からの毎晩の様に続く、真夜中の風呂の騒音に困っています。

3階建て賃貸マンションの2階に住んでいます。
世帯数の少ない鉄筋コンクリートマンションで、2階は階段ホールを挟み1世帯ずつ、3階は平面を合わせた形で1世帯と、配管もガスメーターも確認出来て、騒音主の特定が確実に出来る環境です。(冤罪はありません!)

毎晩の様に、寝付く時間帯の1時以降から4時過ぎにかけて、約2時間、風呂場で湯船をズル音や硬いもので叩く音、排水の音など、騒音計の数値でも、70db を超える酷い時もあります。

仕事も一日中在宅している家で、夜遅く帰宅している住人もいません。
小学生の子供もいる3人家族で、昼間に寝ているのかと思う程です。

先月から通報もし、警官から2回の注意、(他、2回は騒音が止んでしまい注意して頂けない時もありました。) が行われています。
警察署でも相談を続けておりますが、今のところ、何度でも110番で呼んでくれということしかございません。

また呼んだ時の会話は、騒音に対しては、やっていない(警官に水音まで確認してもらっています)、匿名はズルい、通報した人間を教えろの一点張りです。

騒音については、11月頃から酷い日のメモを取り、12月から日時と場所、騒音計と配置し映像として記録しています。

コロナ禍ですので、通院せずにいますが、ストレスや睡眠障害での頭痛や体調不良、精神不安定など出始めてしまいました。

引っ越しは特別な事情があり、動けない環境にあります。
管理会社には、4ヶ月前に上階が入居し、その1ヶ月後に、騒音の相談とマンションの掲示をして頂きました。これ以上は出来ないと言っています。しかし、特種なマンションで引っ越しだけは避けたく、大家と管理会社とは関係を壊したくありません。

再三の注意も聞かず酷くなる住人に、何か手立てはないものでしょうか。
被害届、傷害罪での告訴、損害賠償請求、慰謝料請求と手はあるかと思いますが、一番の願いは行為を止めて欲しいことです。

最終的には損害賠償請求の中で、相手方に騒音を出さないことを約束させることになります。

しかしながら、騒音問題は解決が難しく、客観的な証拠をどれだけ集められるかに掛かっています。
警察の対応は不十分と思われているかと思いますが、110番を繰り返し相談の記録を作っておくことは意味があります。

一度、今手元にある証拠を元にお近くの法律事務所にご相談され、その他どのような証拠を集めるべきかアドバイスを受けてください。
その上でなおも解決しなければ、民事訴訟等の提起をご検討ください。

磯田先生、お忙しい中にも関わらずご親身にご回答くださり、本当にありがとうございます。 

やはり、騒音差し止めには損害賠償請求からなのですね。
また、警察官の方に注意をして頂く中、見識の異なる警察官の方もあり、注意もしてくれず帰ってしまわれることありました。翌日相談している警察署で「時間帯も長さも騒音の大きさも、受忍限度を超えていますから、遠慮なくドンドン110番にかけてください!」と仰ってくださるのですが…。派出所からいらっしゃる警察官が、騒音を容認する方にあたると本当にショックで、自分が変なことを主張しているのだろうかと悩み、立ち直れませんでした。

そのようなこともあり、現状変わらず残念な思いでしたが…先生のお言葉で、これからも警察署と相談を続ける気持ちになれました!

やはり一度、私が揃えている記録を弁護士の先生にご覧頂いておいたほうが良さそうですね。

先生のいらっしゃる事務所の理念が、とても心に染みます。
戦ってくださる弁護士の先生にめぐり会えるのを祈りつつです。

こちらこそご丁寧にお返事いただき誠にありがとうございます。

おっしゃる通り、警察官によって対応が違うのはよくあることですが、相談を遠慮される必要はありません。

騒音問題は解決が難しいですが、しっかりと録音などを聞いて今後に向けたアドバイスをしてくれる弁護士に巡り会えることを祈っております。
どうか負けずに頑張ってください。

磯田先生、一個人の悩みに本当に感謝ばかり、救われます。
自分の感覚すら、もしかしたら常識でないのかと自信喪失しそうでした。

頑張ります!!!