器物損壊の被害者からの請求に納得が出来ません。
はじめまして、よろしくお願い致します。
昨年、電車で寝過ごし、その怒りに任せて、ホームのガラスを殴って、割ってしまいました。(ヒビが入っていた様ですが、その際には気付きませんでした)
謝罪の上、弁償したいと申し入れましたが、受け入れられず、警察、検察で取り調べ、略式命令を受け、罰金を支払いました。
その数ヵ月後、被害者(鉄道会社)から賠償請求が来たのですが、起訴状の公訴事実に記載されている金額(約40万円)を大きく上回る請求が内容証明郵便で送られてきました。
警察や検察での取り調べの際、被害者は損害請求をしない代わりに話合いには応じないとの説明を受けており、損害の額(約70万)や内容については論じないという事で、話が進んでいるため、損害の内容は詳しく把握出来ておりません。
起訴状の損害額と被害者が提示されている損害額が異なる理由は、検察で最後に何か言いたいことはありますか?と尋ねられた際に「(被害者が)一方的に提示されている損害額で、罰が決まるのは納得いかない」と答え、検察官が被害額の明細の良く分からない金額を差し引いて、簡易裁判所へ書類を送ったからです。
取り調べの数日後に検察官から、電話連絡がありました。
自身の行ったことですし、弁償するつもりはあるのですが、被害額の金額や明細も大雑把で納得できるものではありません。話合いには応じてもらえず、被害者は法的手段を検討するとのことです。
被害者が請求する金額を支払わなければ、ならないでしょうか?
法的手段とはどの様なものでしょうか?
よろしくお願い致します。
御相談内容拝見致しました。
これまでの経緯には納得いかない部分もあろうかと思います。
フェアとは言い難いですが、どうしても民事と刑事では別となりますので、民事(損害の賠償)については民事として進行するところとなりました。
先方の言う法的手段については、おそらくは訴訟を指しているのだと思われます。
訴訟においては、原告(請求を求める側)が損害の立証責任を負っております。
ですので、現状で請求額に納得いっておられないということであれば、訴訟の場において請求内容を明らかにして欲しい旨を書面で裁判所と相手方に提出し、証拠を基に相手方から説明して頂くのが宜しいかと思います。
ご回答をいただき、ありがとうございました。
訴訟の費用は、どうなるのでしょうか?
原告の主張が通った場合には、被告が支払うのでしょうか?
悪いのは私ですし、訴訟の費用が高額になるのなら、原告の主張通り支払うのが、良いのかなとも考えていますが、とても納得出来る金額ではないので、悩んでいます。
宜しければ、教えてください。
訴訟費用については、原告の主張が100%通ったということであれば、被告側の負担となる可能性が高いです。
ただ、この訴訟費用は、請求額70万円で考えると、訴訟進行にもよりますが、通常で1万5000円前後、高くて2万円を少し超えるかどうかになろうかと思います。